七夕レシピに、かわいいそうめん!?【七夕そうめん】の由来

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そうめん600

7月7日といえば、七夕

「ひな祭りには、ひなあられ」「子どもの日には、ちまきや柏餅」と同じように、七夕には七夕の行事食があるのをご存知ですか?

意外に知られていませんが、七夕にはそうめんを食べるとよい」と言われています。

今日は、七夕にそうめんを食べる由来と、そこからアレンジした七夕レシピをいくつか紹介したいと思います。

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七夕にそうめんを食べる由来

細かい理由などなくても、夏の暑いこの時期に、冷たいそうめんは嬉しいですね。

そうめんのルーツ「索餅(さくべい)」

そうめんの元になったものは、中国より伝わった「索餅(さくべい)」というお菓子だと言われています。縄のように編んだ、小麦粉のお菓子です。

「索」という字には「縄をなう」という意味があり、その字のとおり、小麦粉を練ったものをひねって編み、焼くか揚げるかしたもので、イメージとしては、菓子パンにあるねじったドーナツのような形をしたものですね。

そして、その索餅に関して、次のような伝説があります。

古代中国に「7月7日に死んだ帝の子が霊鬼神となって熱病を流行らせた。そこで、その子の好物だった索餅を供えて祀るようになったことから、7月7日に索餅を食べると1年間無病息災で過ごせる」という伝説があり、奈良時代に索餅が日本に伝えられると、麦の収穫期に麦餅を作る風習とともに宮中行事に取り入れられ、一般にも広がっていきました。やがて、索餅はそうめんへと変化し、七夕にそうめんを食べるようになりました。

(出典:暮らし歳時記

なぜか、索餅は、そうめんへと変化をとげました。

そして、この「そうめん」を、天の川や、織姫が織っていたという織り糸に見立てて飾りつけるというのが、現代では広まりつつあります。この「そうめん」の現代版アレンジが素晴らしく、今ではとても季節感のあるステキな七夕料理へと昇華されているのです!

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現代の【七夕そうめん】

普段「そうめん」と言えば、ゆでたそうめんをザルにあげて、麺つゆにつけて・・と、とてもシンプルな装いで食卓に出されることが多いと思いますが、七夕のそうめんは、一味もふた味も違います!彩り豊かで、とってもかわいくアレンジされているのです!

七夕そうめん1

七夕そうめん

普通のそうめんに、星形に切った具材をのせるだけで、一気に七夕らしさが演出できますね♪

玉子、きゅうり、ハムなど、お家にある野菜や食材で簡単に作れます。お好きな形にアレンジして、オリジナルの七夕そうめんを作ってみるのも面白いですね。

詳細レシピはコチラ


七夕そうめん2

天の川そうめん

今度は、「天の川」の出現です!

織姫、彦星も登場し、まるで絵本の1ページのよう。そうめんとはいえ、ストーリーを感じる1皿になりますね。

家族みんなで「七夕伝説」についてのお話しなどしながらいただくと、食卓が盛り上がること間違いなしですね。

詳細レシピはコチラ


七夕そうめん3

七夕そうめん3

上の2つをアレンジしたような「七夕そうめん」に見えて、実は「冷やし中華」です。

使っている具材には大きく違いはありませんが、ちょっと盛り付け方が異なるだけでも全然違うメニューのように感じられるのがいいですよね。

やっぱり、せっかくですから「天の川」は表現したいところです。

詳細レシピはコチラ


【七夕そうめん】にも五色の短冊

そうめんには、色付きのものがありますよね。ピンク・緑・黄色などなど。あの色付きそうめんも、もともとは五色の短冊からきていたという説があります。

五色の短冊の意味

まず、五色の短冊の「五色」の色について確認しますね。五色とは「青、赤、黄、白、黒」の五色です。中国の陰陽五行説にちなんだ色です。

各色に意味があり「木=青・火=赤・土=黄・金=白・水=黒」を表しているといわれます。「木、火、土、金、水」という五つの要素で、この世のすべてのものができているという考え方をされていたのです。

現在でも、この考え方は残っており、占星術や気学などでは当たり前になっていますね。

五色の七夕そうめん

五色七夕そうめん

そんな五色の意味もわかった上でいただきたいのが、この「五色の七夕そうめん」

それぞれのめんの色がもつ意味合いを感じれば感じるほど、味わい深くなりそうです。


夏になると、こういった「五色のそうめん」がギフトコーナーなどに置いてある店舗もあります。興味のある方は、ぜひ一度試してみるのもいいかも知れませんね。

普段と同じ食事でも、ちょっとのことで七夕らしい雰囲気が一気に出ますね。家族でわいわい言いながら食べるのも、きっと楽しいでしょう。


【七夕そうめん】まとめ

そうめんの由来と、いくつかの七夕そうめんをご紹介してきましたが、いかがでしたか?ちょっとした創意工夫で、食事がとっても楽しくなりますよね。

年中行事を大切にしつつ、その節目節目の行事食を楽しみながら、現代らしいアレンジを加えて・・。少しでも、日々の暮らしのアクセントになりますように。

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