【敬老の日】由来と歴史の豆知識、何歳から対象になるのか?


老夫婦

毎年、当たり前のように訪れる「敬老の日」。でも、多くの人にとって、この日は祝日なので「会社がお休みになる日」などの印象があるのではないでしょうか。

ふと思えば、敬老の日がなぜ9月なのか、敬老の日っていつできたの、という疑問がわきました。

ごく自然に9月になれば敬老の日がある、だから祖父母に何か贈ろう、などと考えてきましたが、ふと気が付いたら、敬老の日について何も知らないのです。そこで、今回は「敬老の日」ができた歴史について調べてみました。

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【敬老の日】の由来とは?

お年寄りを敬う日、「敬老の日」は、長寿を祝う日でもあります。最近では、核家族化が進んでお年寄りと一緒に暮らす家庭が少なくなりました。でも、離れて住んでいても平穏無事に毎日を過ごしてほしいと願います。

そもそも「敬老の日」はどうして始まったのでしょうか?当たり前に,おじいちゃん、おばあちゃんを大切にする日、という風に理解していますが、その由来についてあまり知っている人はいないと思います。そこで今回は「敬老の日」について調べてみました。

【敬老の日】由来について

どうも「敬老の日」の由来は2通りの説があるようです。絶対かはわかりませんが、「こんな話しもあるよ~」くらいに押さえていただけたらと思います。

■聖徳太子説

かの聖徳太子は、推古天皇の御代に大阪に四天王寺を建立しました。そこに、四箇院の制と呼ばれる、以下の四つの施設をつくりました。

  • 敬田院(けいでんいん)仏法の修行場

  • 施薬院(せやくいん)病気の人に薬を施すところ

  • 療病院(りょうびょういん)身寄りのない病人を寄宿させて治療するところ

  • 非田院(ひでんいん)身寄りのないお年寄りや子供たちを収容するところ

非田院が建立されたのが9月15日だったので、「敬老の日」に選ばれたとされる説です。

■養老の滝伝説

昔むかし、美濃の国に酒好きの老いた父親と孝行息子がすんでいました。息子の仕事はきこりで、あまり実入りの無い仕事でした。父親に大好きな酒をたくさん飲ませてやりたいと思っても収入が少ないのでそれができませんでした。

ある日息子は、山に入って薪を取ろうとして足を滑らせ、谷間へ転がり落ちてしまいました。転がり落ちた場所には酒の匂いがしていました。息子は辺りを見回して、石の隙間から水が流れ出ているのを見つけました。その水をなめてみると、美味しいお酒の味がしました。息子は喜んでその水を瓢箪に入れて持ち帰り、父親に飲ませました。それからは、毎日その水を汲んできて父親が満足するまで飲ませてあげました。

この話が時の天皇、元生天皇の耳に入りました。霊亀三(717年)9月自らこの地を訪ね、「これは、息子の孝行を天地の神がおほめになったものであろう」と大いに感じ入り、その息子に美濃守の役職を与えました。そして、その年の11月に年号を、「霊亀」から、酒の出る地名にちなんで、「養老」と改めました。

この話がどのように敬老の日に結びつくかと言えば、元生天皇が美濃国へ旅立ったのが9月の中旬だったと言われています。このことから9月15日を「敬老の日」にしたと言われています。

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【敬老の日】の歴史とは?

続いては敬老の日の歴史を紐解いてみましょう。

【敬老の日】の歴史

「敬老の日」が産声をあげたのは、1947年(昭和22年)兵庫県多可郡野間谷村(現在の多可町八千代区)でのことです。当時の村長と助役が、老人を大切にし、年寄の知恵を借りて村づくりをしようという趣旨のもと、「としよりの日」を提唱したのが始まりだとされています。

野間谷村の一年の中で、気候が良く農閑期にもあたる、9月中旬の15日をその日と定め、敬老会が開かれました。3年後には兵庫県全体で敬老会が行われるようになりました。

やがて、9月15日を年寄りの日にしようという県民運動が始まり、この運動は全国へと広がりました。

敬老の日

そして、1951年(昭和26年)には、中央社会福祉審議会が9月15日を「としよりの日」と決めました。これらの運動の中で、「年寄り」という表現がよくないとの議論が各地で起こり、これにより、1963年(昭和38年)年漏示福祉法制定に伴って、「としよりの日」は「老人の日」として定められました。翌年1964(昭和39)年から、9月15日は、老人の日と改められました。

するとその翌年になって、野間谷村から、「子供の日」や「成人の日」があるのに、「敬老の日がないのはおかしい」という声があがって、幾度となく政府へ働きかけが行われました。その結果、「老人の日」は、2003(平成15)年に、多年にわたって社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う敬老の日として制定され、国民の祝日の仲間入りを果たしたのです。

その後、2001年、ハッピーマンデー制度の実施にともない、「敬老の日」は9月の第3月曜日へと変わりました。この「敬老の日」の移行に関しては、高齢者団体などから反発が相次いだので、9月15日は老人の日、9月15日を含む一週間を老人習慣と改められました。

「敬老の日」を祝うのは何歳からですか?

今年の敬老の日は、9月21日です。では、敬老の日のお祝いって何歳からするのでしょう?敬老の日は、「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し。以下省略」とあるだけで、お祝いする年齢は決まっていません。決まっていないので悩んでしまいます。

一部には、結婚して子供ができてからという考えがあります。また、年齢としては70歳以上と考えている人が多いようです。現在は、60歳代はまだ現役との考えが多いからと言えますね。「高齢者」というのは個人によって考え方が違うので、個人の気持ちを尊重するのも大切なことだと思います。

蛇足ですが、私の母は70歳になっても、老人会への入会を拒否していました。人生の締めくくりでもある年代の方々のことですから、それぞれの気持ちを思いやる気持ちが大切ですね。

【敬老の日】まとめ

敬老の日を祝うとき、プレゼントを贈りますが、孫の成長などがわかる、写真や手形、おじいちゃん、おばあちゃんの似顔絵などの、手づくりプレゼントが喜ばれると思います。家族で、気持ちを込めて「敬老の日」をお祝いしましょう。

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