京都紅葉【永観堂禅林寺】の紅葉の見頃時期 ライトアップと見どころも

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永観堂(庭園)600

昔から、「秋はもみじの永観堂」と言われるほどに有名な、京都の紅葉の名所永観堂

かつて京都にあった勧学院(学問研究所)の一つでもあるため、学問も盛んなお寺です。

山を覆うように染まる約3000本ものモミジが圧巻で、境内にはカエデ、イロハモミジ、ヤマモミジなど複数の木々が鮮やかに色づいています。

今日は、この永観堂の紅葉を楽しむための見どころをご紹介していきますね!

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京都紅葉【永観堂禅林寺】の紅葉の特徴

紅葉の名所として知られる京都東山地区の中でも飛びぬけて紅葉が美しいと言われる【永観堂禅林寺】

複数個所をコースとしてまわった見学者の多くも「永観堂が一番記憶に残っている」ということが多いですね。永観堂の紅葉は、他よりも色が鮮やかだという人が多いです。

では、その鮮やかに色づいた紅葉の様子を見てみましょう。

「真紅」と呼ぶのがふさわしいような、本当に見事な紅色ですね。では、なぜ、これほどまでに美しい色になるのでしょうか?

それは、ここが少し標高が高く、平地よりも朝晩の温度差が大きいため、紅葉の色付き方が他よりも鮮やかなのです。


ポイント!

昼夜の気温の差が大きいほど、鮮やかに紅葉する!

紅葉と気温には、深い関係があるのですね。

京都紅葉【永観堂禅林寺】の見頃時期

ここの紅葉の見頃時期は11月中旬~11月下旬です!

例年、この時期になると、とにかくたくさんの観光客が訪れます。

特に、境内の中にある「極楽橋」「放生池周辺」「画仙堂付近」の紅葉が見どころです。放生池にかかる、極楽橋は多くの人が足を止め、写真撮影に夢中になります。

永観堂の極楽橋

まさに、この世の極楽のように見えませんか?まるで鏡写しのように、見事に水面に映りこむので、一体どこまでが本物で、どれが映りこんだものかわからないほどです。

京都紅葉【永観堂禅林寺】の基本情報

ここで、永観堂の基本情報について確認しておきましょう。

紅葉の見頃:11月中旬~11月下旬

営業時間:9:00~17:00(16:00受付終了)

所在地:京都府京都市左京区永観堂町48

拝観料:大人600円・小中高生400円
(秋の紅葉シーズンに特別公開する「寺宝展」
 大人1,000円・小中高生400円)

問合せ:075-761-0007

【公共交通機関】で行く場合
JR京都駅→バスで40分、バス停:南禅寺永観堂道下車、徒歩3分

【自動車】で行く場合
名神高速「京都東IC」から三条通経由7km約30分

京都紅葉【永観堂禅林寺】の紅葉ライトアップ

昼間でも十分に美しい永観堂の紅葉ですが、夜になるとライトアップをされ、なお一層幻想的な雰囲気を醸し出しますよ。

夜、暗闇の中に浮かびあがる、赤色の木々は、少々怖さもありますが、その雰囲気はまさに「日本の景色」。古来より多くの日本人が見てきた景色なのですね。

ライトアップ期間は11月上旬~12月上旬です。

時間は17:30~21:00(20:30受付終了)ですので、仕事帰りの方でも、見に行くことができますよ。

境内に【みかえり茶屋】という茶屋があります。この茶屋は、「寿橋」「楓橋」という橋のすぐ近くにあり、池と紅葉の両方を見ながら、お茶を楽しむことができます。

夜になるとすごい人ですが、歩き疲れた足にはとても優しいイスがありますので、ぜひ休憩してきてください。

京都紅葉【永観堂禅林寺】の見どころ

永観堂には、ぜひ見ていただきたいものが2つあります。

見返り如来

ひとつは、見返り如来です。永観堂の本尊である、阿弥陀如来なのですが、普通は正面を向いています。ですが、ここの阿弥陀如来は、非常に珍しく、後ろを振り返ったような様子をしているのです。

水琴窟(すいきんくつ)

水琴窟とは、日本庭園の装飾の一つです。手水鉢の近くの地中に空洞を作りだし、その中に水滴を落下させます。その際に発せられる音を反響させる仕掛けで、その音が琴の音を思わせるように響くようにした仕掛けのことを言います。

その音色が、永観堂のものは特に美しいと評判です。参考に動画をつけておきますが、よろしかったらぜひ実物を聴いてみるといいですね。

こういう仕掛けを使って音を出す、というのも、これまた日本人らしい奥深さですね。

まとめ

美しい紅葉が多いといわれる京都の中でも1~2位を争うほどの美しさだと言われている永観寺。昼間も夜も、どちらも楽しめます。

「燃えるような赤」という表現がピッタリなほどに見事な赤色を見せる紅葉を見て、日本に生まれた喜びを堪能するのもいいですね。

美しい紅葉をお楽しみください。

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