今日は、日本の夏の象徴「夏祭り」を、ピックアップして書いて行きたいと思います。第一弾は、日本三大祭りの中のひとつ、「京都 祇園祭」。
京都祇園祭りは日本三大祭りともあって、人出の数は去年では28万人。今年も相応の人出があると思われます。
千年以上の歴史がある、このお祭りは「京都市八坂神社」のお祭りで、7月の1日から1ヶ月間続きます。1日の「吉符入」から31日の「神社夏越祭」まで、様々な神事や行事が執り行われます。最も見どころなのは、16日の宵山、17日の山鉾巡行がよく知られていますよね。
本日は、【京都、祇園祭】のみどころ、遠方からお越しの方の為の宿泊施設や周辺の情報などを載せていきますね。「今年の夏は京都へ」と言う方の、参考になれば良いなと思います。
京都 祇園祭のみどころ
京都の祇園祭は、東京の神田祭、大阪の天神祭とともに日本三大祭りの一つでありながら、さらに岐阜の高山祭、埼玉の秩父夜祭とともに日本三大曳山祭りのひとつでもあります。
京都の祇園祭の見どころは、やはり宵山と山鉾巡行。
祇園祭では、前祭と後祭があり、それぞれに宵山と山鉾巡行が行われます。
山鉾巡行は33基が厳かに曳き回され、「動く美術館」とも言われる絢爛豪華な絵巻が繰り広げられます。
【前祭】
【後祭】
特にこの4日の混雑は1番ですが、見ごたえは十分です!せっかく京都まで行くのですから、メインの出し物を楽しみましょう。人ごみに紛れて、お囃子(おはやし)を聴きながら屋台をまわるのも、夏の思い出として良いかもしれません。
京都 祇園祭の穴場スポット
京都の祇園祭は、あまりにも有名なお祭りのため、日本各地のみならず、世界各国からの見物客で年々混雑度が増している様です。先ほども書きましたが、昨年の人出はなんと28万人。ですので、ゆっくり山鉾巡行を見学しようと思ってもなかなか人ごみをかき分けるのが大変なのですが、唯一、ゆとりのある場所があるようなので、ご紹介しますね。
京都 祇園祭の穴場スポット
祇園祭を知り尽くす地元の方の情報ですと、「御池新町」交差点が穴場スポットのようです。
「御池新町」交差点は、その名のとおり、「御池通」から「新町通」へと曲がる交差点で、山鉾巡行の通過する場所。通りの歩道が四条通りや、河原町通りよりも広く、割とゆとりをもって見学できる穴場スポットです!
【前祭】の巡行コースの最終地点です。早目にお出かけになると、最高のロケーションで豪快な辻回しをみることができます。
【山鉾巡行のコース詳細】はこちら。
「御池通」から「新町通」へと入っていった際の山鉾巡行の様子はこちらです。
通りの幅いっぱいを使って、10トン近くあると言われる山車がゆっくりゆっくりと進んでいく姿は、なんともいえない迫力ですね。是非、間近で見ていただきたいです。
京都 祇園祭の有料観覧席について
また、京都の祇園祭では、有料観覧席もあるようです。もしも「早い時間に行くのはしんどい」とか「せっかく遠方から出向いているのだから、必ずいい場所で見れないと困る!」という方は、少し出費はありますが、こちらの有料席を取ってみるのも手ですね。
京都 祇園祭の有料観覧席の詳細
祇園祭の有料観覧席は、以下のパターンでのご用意があります。
<京都 祇園祭 有料観覧席設置場所>
【前祭】
巡行(先頭)の通過時間
御池通の寺町通から新町通の間
寺町御池~新町御池
【後祭】
巡行(先頭)の通過時間
御池通の寺町通から河原町通の間(京都市役所前)
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【有料観覧席の料金】3180円
(全席指定・パンフレット付)
【有料観覧席お問合せ】(6月初旬より)
京都市観光協会 TEL:075-752-7070
なお、名古屋近郊にお住まいの方は、以下の窓口があります。
京都市観光協会業務取次所 名古屋業務取次所 TEL 052-582-2899
(名古屋市中村区名駅1-2-4 名鉄バスターミナルビル4F
名鉄観光バス株式会社
ドラゴンズパック&ハイキングセンター 10時~18時 日曜休)
詳細はコチラのページです。
京都 祇園祭のお薦めの宿泊先
遠方から行かれる方のために、おすすめの宿泊先をご紹介しておきますね。どちらのお宿も風情があって素晴らしい空間です。
貴船べにや
京の奥屋敷、貴船べにやは、京都の風情溢れる外観、京都の夏を代表する風物詩、川床の上での旬の鮎や地野菜の京懐石が楽しめるお宿です。
せっかく京都に来たのなら、是非、宿泊先に選んで欲しいお宿です。祇園祭とこのお宿の組み合わせ、最高に京都を味わえると思います。
公式サイト。【貴船べにや】
祇園の宿 舞風館
祇園祭の開催地からのアクセス良好で、さらに、周辺の観光スポットにも徒歩圏内のまさに観光客向けのお宿です。
(八坂神社は徒歩3分、清水寺からは徒歩15分、円山公園からは徒歩5分、祇園四条駅からは徒歩10分。)
緑に囲まれた屋上テラスで夕涼みなどいかがでしょうか。
公式サイト。【祇園の宿 舞風館】
祇園 畑中
八坂神社のすぐ隣のお宿ですが、お宿に一歩あしを踏み入れると、外の喧噪が嘘の様な落ち着きのあるお宿です。なんといっても、京の食材をふんだんに使った京料理がご自慢の様で、調味料の1つ1つにも拘っているのだとか。お祭りで疲れた身体を芯から癒してくれる、そんなお宿です。
公式サイト。【祇園 畑中】
京都 祇園祭の周辺で人気スポット
宿泊まではしないけれど、せっかくだからなにかおいしいものが食べたい!ステキな思い出を残して帰りたいという方にご紹介する、周辺の人気スポットです。
京の黒豆 北尾
甘味処ですが、人気ブロガーから、食通まで幅広い層から話題のこちら。お祭り屋台の味に一息入れたい方や、お土産などに是非、お立寄ください♪
公式サイト【京の黒豆 北尾】
南座(洛東)
祇園祭の開催される四条通り沿いにある、劇場。歌舞伎発祥に地と言われる四条河原に位置し、国の登録有形文化財でもありますので、是非、目に焼き付けたい建物のひとつですね。
【アクセス】京都府京都市東山区四条大橋東詰
祇園 原了郭
こちらは全国でも超のつくあの有名な”黒七味”のお店です。こちらの黒七味は、お取り寄せをしている方も多数いらっしゃる名店。他にもカレーパウダーや、山椒等のスパイスのお取り扱いもあるので、
自分用とお土産用にいかがでしょうか。気楽にお立ちよりいただければと思います。
公式サイト【祇園 原了郭】
京都【祇園祭】まとめ
さて、今回は京都の祇園祭を見てきましたが、いかがでしたか?
とにかく、人気のお祭りですので、人、人、人で混雑しますが、世界でも有名な祇園祭だけあって、見応えは十分です。
混雑中でも、スムーズに動ける様、お祭り見学の前に、宵山の期間中に設けられる「祇園祭総合案内所」で「山鉾配置地図」を貰っておく事をお薦めします。山鉾配置地図は無料で配られていますので、下記の案内所に足を運んでみて下さいね。
【前祭】では、
四条烏丸に祇園祭総合案内所、
四条河原町に祇園祭臨時案内所が設けられます。
【後祭】では、
室町錦小路の京都芸術センター内に祇園祭宵山案内所が設けられます。
開催地の八坂神社でも配布されていますので、スタート地点を八坂神社にしても良いかもしれませんね。皆様に素敵な夏の思い出ができます様に。。。