フランスの世界遺産、モンサンミッシェル。
ここは600年もの歳月をかけて完成した、とても歴史のある修道院です。
今回はこの地を訪れる際に押さえておくべきことをまとめておきました。ぜひ参考にされてください。
モンサンミッシェルは昼も夜もお勧め!
モンサンミッシェル自体は、1時間ちょっとあれば見て回ることができますが、昼だけでなくぜひ夜も見ていただきたい観光スポットです。
夜のモンサンミッシェルは、昼間の景色とは全く異なった、非日常的な風景を堪能できるからです。特に日が沈んだ1時間後の、わずかな時間にしか見られない青〜ピンクのグラデーションの空は、もう言葉になりません。
夜景を見るなら、島から2キロ手前の陸地にホテルがいくつかあるので、そこに宿泊しましょう。日没1時間前にホテルを出ると、歩きながら美しい日没を見ることができます。
たいていの観光客は、完全に真っ暗になってから夜景を見に来るので、意外とこの時間帯は狙い目です。
モンサンミッシェルに忘れてはいけない3つの持ち物
モンサンミッシェルを楽しむために、忘れてはいけない3つの持ち物を紹介します。
「折りたたみ傘」快晴が少ない
ノルマンディ地方は基本的に天候が悪く、あまり快晴の日がないそうです。しょっちゅう雨も降るので、傘を持参しておきましょう。
「防寒着」蚊が多い夏は虫除けスプレーも必須
夏場は蚊が大変多く、虫除けスプレーは必須です。夏でも曇っていれば20度くらいで肌寒かったりするので、羽織るものを持っていた方がいいです。
夜は特に冷え込みます。季節によってはマフラーやヒートテックが必須です。
「懐中電灯」外灯のない真っ暗闇
懐中電灯を持っていないと、まず夜のモンサンミッシェルにはたどり着けません。
2015年に陸地から島までの橋が開通しましたが、今までと同じく景観を損なうためか外灯は一切ありません。
足元すら見えない真っ暗闇(湖の真ん中ですから)なので、懐中電灯は必ず持って行ってくださいね。
モンサンミッシェルのホテル選びは対岸か島内が必須
ホテルは島内に近ければ近いだけ便利です。島内にもいくつかホテルがありますが1泊5万以上します。費用が難しければ、対岸の陸地に宿泊しましょう。
対岸から島までの2キロを歩かないといけないので、少しでも島寄りが好ましいです。(タクシーはおろか、バスも夜は通りません)
私は対岸の「フォーミュールベール」というホテルに1泊しました。部屋はオレンジを基調としていて、テレビもあって綺麗な部屋でした。朝食で出た大きくてバターの効いた、カリッカリのクロワッサンは今でも忘れられません。
夜はフロントのドアが自動ロックになるため、鍵を持って外出します。フロントの方の対応も良かったのでオススメです。
まとめ
モンサンミッシェルの夜景は本当に現実離れした、とても幻想的なものです。あまりの美しさに涙が出るほどです。許されるなら永遠に見ていたい、そんな美しさでした。死ぬまでに絶対見ておいたほうがいいと思います。
夜も島内に入れますが、不思議と人が出歩いておらず、これまた昼と違って重々しい雰囲気がゾクッときました。勇気がある人は行けるところまで登ってみてください。
気分を高めるために、動画も見てみてくださいね。