「人生で一度は行ってみたい国」と長年人気を博しているフランス。
建築に興味があるなら、必ず訪れていただきたい場所があります。
行けば必ず感動で鳥肌が立つこと間違いなし!
そんなフランスへ旅行に行く際に、「絶対に行っておくべき世界遺産」を3つご紹介していきます。
マリーアントワネットで知られるヴェルサイユ宮殿が第3位!
ヴェルサイユ宮殿はルイ14世が建てた宮殿です。パリからメトロ(地下鉄)とRER(高速鉄道)で、1時間かからないくらいで行けます。
予想よりもはるかに広大で、宮殿が見えた瞬間、人生で初めて頭の先まで鳥肌が立ちました。入口からしてなんとも豪華絢爛。結構早歩きで観覧しましたが、宮殿内だけで3時間はかかりました。
一般的には「鏡の回廊」が有名ですが、個人的には「王室礼拝堂」がとても印象的でした。真っ白で物凄く天井が高く、天井画がとても素晴らしかったです。ここでルイ14世とマリーアントワネットが結婚式を挙げたそうです。
ヴェルサイユ宮殿は庭園も大変広く、レンタルサイクルがありますので、それで回ると効率がいいと思います。マリーアントワネットの離れの屋敷もありますから、全部見るなら丸1日かかると考えてよいでしょう。
上記の写真中央にあるバルコニーが、マリーアントワネットが貧困に苦しむ民衆に向かって「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」と言った歴史的場所です。
世界最古のステンドグラスが魅了するサント・シャペルが第2位!
サント・シャペルはルイ9世がキリストの聖遺物を納めるために建設した教会です。パリの中心にあるシテ島にあります。
外観はよくある教会の印象ですが、中に入って細い石の螺旋階段を上がると、全面に光り輝くステンドグラスが目に飛び込んできます。あまりの美しさに「息を飲む」とはこういうことだなと初めて体感しました。
多くの観光客がいるにもかかわらず、皆がそのような状態なのでシーンと静まり返った不思議な空間です。とても世界最古のステンドグラスとは思えないほどの、繊細かつ優美な作品です。
曇っていると綺麗に見えないので、ぜひ天気のいい日に行ってください。
大天使ミカエルのお告げが生んだモン・サン・ミッシェルが第1位!
モン・サン・ミッシェルはオベール司教が、大天使ミカエルのお告げを聞いて建立した修道院です。パリから直行バスだと6時間、鉄道とバスを使うと3時間ちょっとで着きます。
昼間も素晴らしいですが、ここは是非1泊して夕日が沈む瞬間を見ていただきたいです。日が落ちてから1時間後に数分だけ、空が青・白・ピンクのグラデーションに染まり、もうこの世とは思えないくらいの絶景を見ることができます。
パンフレットによく載っているあの景色です。この景色を見るなら日没の1時間前から、モン・サン・ミッシェルの1キロほど手前で待機しておくといいでしょう。(5月で日没は21時過ぎでした)
途中の道に外灯はないので、懐中電灯を忘れずに!周りは湖で、一番近いホテルでも2キロ先にあるので、頼りになる明かりがなく全く何も見えません。夏は蚊の大群が、他の季節は強風で極寒です。服装に気をつけましょう。
フランス旅行と世界遺産 まとめ
1日に3か所以上、もしくは数日かけて美術館や教会を見る予定なら、事前に日本で「パリ ミュージアムパス」をネットから購入しておくと大変お得です。
フリーパスなので、都度チケットを買う手間がなく、比較的並ばずに入館することができます。対象施設は約60か所!主要な観光スポットは大体網羅されています。
(使用期間によって金額が異なります。詳しくはこちら↓)
(http://www.parismuseumpass-japon.com/about.html)
最後にモン・サン・ミッシェルの魅力が短くまとめられている動画を載せておくので、参考に見てみてくださいね。