今年もやってくる、あつ〜い夏。夏といえばアイスクリームですね!コンビニやスーパーでは多くの種類が売られていて、私はいつも「王道を買うべきか、新商品にチャレンジするか…」と相当悩みます。
そこで今、日本でどんなアイスクリームが売れているのかを調べてみました!王道のものから、新顔までランクインしている様子。さて、あなたの好きなアイスクリームは入っているでしょうか?
アイスの売り上げベスト3は?
まずはアイスの売り上げを見てみましょう!
ベスト10までわかるように一覧にしました。
- 1位 チョコモナカジャンボ(森永)
- 2位 パルム チョコレート(森永)
- 3位 ジャイアントコーンアソート(グリコ)
- 4位 エッセル スーパーカップ超バニラ(明治)
- 5位 ピノ(森永)
- 6位 ヨーロピアンシュガーコーン バニラ(クラシエ)
- 7位 モナ王 マルチバニラ(ロッテ)
- 8位 バリバリバー バニラ(森永)
- 9位 バニラバー北海道(ロッテ)
- 10位 パピコ チョココーヒー(グリコ)
(2015年4月〜6月/流通経済研究所調べ)
なんと4割が森永製品。圧倒的なシェアを持っているようです。チョコモナカジャンボは、何と言ってもあのパリパリの厚いチョコが特徴。「チョコレートメーカーならではのアイスを!」が開発コンセプトだそうです。
パルムは少し高めですが、チョコの口当たりがよく、リッチな味わいが特徴ですね。ジャイアントコーンはどの味を食べてもハズレがなく、サクサクしたコーンも魅力です。
アイスクリームの歴史とは?
アイスクリームの歴史はとても古く、記録を辿ると旧約聖書にまで遡ります。アイスクリームの起源は、食料保存のために使っていた氷に蜜や果汁をかけた食べ物でした。初めは兵士の疲労回復のための食品とされていましたが、ローマの軍人、ジュリアス・シーザーがデザートとして広めたと言われています。
中国ではミルクを凍らせたものが食されており、これをマルコ・ポーロが「ミルクアイス」としてイタリアに広めたという説があります。
そしてイタリア出身のパティシエが17世紀頃、初めてパリにアイスクリーム専門店を開店し、そこで出したホイップクリームを凍らせた氷菓子が、世界初のアイスクリームと言われています。
18世紀にはアメリカでチョコレートをかけたアイスクリームを販売するようになりましたが、高すぎて売れなかったため日曜日限定のスイーツにすることで大ブームに。これがサンデーアイスクリームの始まりです。
日本では江戸末期に、使節団がアメリカで食べたのが最初といわれており、明治2年に初めて横浜で「あいすくりん」が作られました。
アイスクリームにはどんな種類があるの?
アイスクリームは細かく分けると4つに分類されます。その違いは乳固形分と乳脂肪分の配合率です。配合が高いほど濃厚な味わいですので、買う際は裏面に何と書いてあるかを参考にするといいですね。
- アイスクリーム
(乳固形分15%以上、うち乳脂肪分8%以上) - アイスミルク
(乳固形分10%以上、うち乳脂肪分3%以上) - ラクトアイス
(乳固形分3%以上) - 氷菓子
(上記以外のもの)
ちなみに上位にランクインしているものを調べると、チョコモナカジャンボとジャイアントコーンはアイスミルク、パルムはアイスクリームでした。納得!
アイスの売り上げ まとめ
予想以上にアイスクリームには古い歴史があったんですね。氷菓子からシャーベットを経て、アイスクリームが誕生するまでに何と1700年!初めて食べた人は、それは美味しくてビックリしたでしょうね。今後もどのようなヒット作が出るのか、アイス業界から目が離せません!