京都高雄の神護寺(じんごじ)といえば、京都の中でも紅葉とライトアップが美しいと話題のお寺です。
シーズンになると多くのカメラマンが訪れて、その厳かな佇まいを撮影していきます。
特に、「金堂」の夜間特別拝観とライトアップは有名ですね。ライトアップされた金堂は、まるで浮かびあがっているかのように、ふわっと姿を現します。
今日はこの神護寺の紅葉の
・見頃時期
・ライトアップ
・電車の乗り継ぎについて
書いていきたいと思います。
神護寺で京都高雄の紅葉 見頃時期
神護寺の紅葉の見頃時期は、例年11月上旬~11月下旬 です。
11月初旬から、だんだんと色付き始め、中旬以降に見頃を迎えます。境内には、「タカオカエデ」と呼ばれるイロハモミジなど、樹齢500年以上の木々も多く、情緒あふれる景色が広がっています。
バス停から、神護寺の入口まで行く、アップダウンの激しい道も、茶屋などあり風情たっぷり。神護寺に辿り着くまでにも、しっかりと高雄の紅葉風景が楽しめます。最後は非常に長い急坂の参道を登っていくことになるので、歩きやすい足元が必須です。
もとは和気氏の氏寺であった神護寺は、809年(大同4)から14年間空海(弘法大師)が住職としておさめられていました。このときに真言宗立教の基礎を築いたと言われています。
さらに、平安、鎌倉時代の仏像、絵画、書跡などが多く残っており、国宝の薬師如来像もあることでも有名です。
【所在地】京都府京都市右京区梅ヶ畑高雄町5
【拝観料】
昼間/大人600円・小学生300円、
夜間(11月7日~11月23日の17:00~19:00)/800円
【問合せ】
075-861-1769(高雄山神護寺)
神護寺で京都高雄の紅葉 ライトアップ!
ここの見どころといえば、やはりライトアップですね。
期間は約2週間で、11月7日(土)~11月23日(月)です。
この期間中は、メインの「金堂」のみならず、神護寺山門へと続く、緩やかな階段の参道も、木製や竹製の灯篭でほのかにライトアップされます。このほのかな明かりがなんともいえず柔らかく優しいので、とても癒されます。
ですが、昼間のうちでも気をつけないと危ない足元は、夜間になるとますます見えにくくなってしまうので、やはり歩きやすい靴で行くようにしましょうね。
なお、夜間拝観のチケットは山門もしくは高雄橋の付近で、当日徴収されます。
「もみじのライトアップ」と「金堂・境内のライトアップ」があり、それぞれの期間が異なるのでご注意くださいね。
【高雄もみじのライトアップ】
【開催期間】
2015年11月1日(日)~2015年11月29日(日)
【開催時間】
午後5時から午後8時まで
【開催場所】
神護寺参道・清滝川沿い西明寺付近
【神護寺・金堂夜間特別拝観 及び 境内ライトアップ】
【開催期間】
2015年11月7日(土)~2015年11月23日(月)
【開催時間】
午後5時から午後7時まで
【入山料】¥800-
神護寺で京都高雄の紅葉 現地までの乗り継ぎについて
初めて神護寺に行く人は、恐らくどうやって行ったらいいか迷ってしまいますよね。実は、神護寺までは、京都駅からバス1本で行けてしまうんですよ。
【所在地】京都府京都市右京区梅ヶ畑高雄町5
【アクセス】
(1)京都駅からJRバス「高雄・京北線」で約50分、「山城高雄」下車、徒歩約20分
(2)阪急京都線「烏丸駅」、地下鉄烏丸線「四条駅」から市バス8号系統で約45分、「高雄」下車、徒歩約20分
もし、アクセスに自信がない人は、京都駅まで行って、そこからバスに乗るといいでしょう。一度乗ってしまえば、そのまま目的地「山城高雄」まで乗りっぱなしでいいので、安心して向かっていけますよ。
なお、京都市内のお得な1日乗車券などもあります。バス・地下鉄・観光用の乗車券など、種類もさまざまですので、目的地が複数ある方は、チェックしておくと、おトクに観光が楽しめると思います♪
まとめ
京都市内でも屈指の紅葉の名所、神護寺は、空海ゆかりの寺としても名が知れ渡っています。
時代を越えて、さまざまな歴史をもったこの寺は、その名のとおり、神に護られているのかも知れません。
秋の情緒をゆっくりと堪能するためにも、ぜひ一度足を運んでみるのもいいですね。穏やかなよい時間を過ごせることを祈っています。