関西のしめ縄についてのお話しです。
しめ縄は年末年始のお正月に飾ることで有名ですが、いつ飾っていつ外すものなのかは知らない人が多いですよね。
しかも、関東と関西ではそのタイミングに違いがあるなんてことは考えたこともない人が大半です。
ここでは関西のしめ縄について「いつ飾り始めるのか」と「いつ外すのか」についてを中心にお話ししたいと思います。
後半では外したしめ縄はどうしたらいいのか?捨てて良いのか?という疑問も解決していくので、興味のある人は参考にしてください。
関西のしめ縄はいつから飾るの?
まずは関西のしめ縄はいつから飾るのかと言うお話しからです。
一般的には12月25日から12月28日までに飾り始めると良いとされています。
29日は数字に9が入るため「苦」連想されてしまい、それ以降になるとギリギリ過ぎてしまうので28日までに飾るという流れになっています。
たしかに新年に「苦」を持ち越すようなことはしたくないので、余裕をもって飾り始めることができると理想的ですね。
関西のしめ縄はいつまでに外すのか?
続いては関西のしめ縄はいつまでに外すものなのかというお話しです。
関西のしめ縄は1月15日までに外すことが理想となっています。
関東と比べると約1週間の余裕があるので、関東との差別化という意味でもせっかくなので15日まで飾るというのもお勧めです。
しめ縄は大晦日だけ飾っても大丈夫?
しめ縄を大晦日だけ飾っても良いのか?という疑問がありますが、あまり好ましくないので避けましょう。
大晦日だけの飾りとなってしまうと「慌てて飾った」という意味合いが強くなってしまうので、大晦日に慌てているということがよくないので厳禁とされています。
しめ縄を大晦日だけ飾ることを一夜飾りと言い、年神様に非礼だとされています。
しめ縄を外した後はゴミとして捨ててもいいの?
しめ縄が役目を果たした後はどうしたらいのでしょうか?
外したしめ縄は神社にもっていくと、いらなくなったお守りなどと一緒に焼いてくれます。
ゴミとして捨てないように注意しましょう。
関西のしめ縄飾り まとめ
関西のしめ縄についてまとめると・・・
- 飾りはじめは12月25~28日が良い
- 外すタイミングは1月15日まで
- 一夜飾りは非礼になるので厳禁
- 外したしめ縄は神社に持っていく
ということがわかりましたね。
関西に住んでいる人は、せっかくなので関東よりも長く1月15日まで飾るのがお勧めです。