だんだんと暑くなってくると、気になってくるのが「夏休み」
子供たちは、長~いお休みに入るから、ただただワクワク♪でも、1日中、子供が家にいられるようになるのかと思うと、大人たちはソワソワ。
子供の気持ちと、親の気持ちが複雑に交錯する、そんな愉快な夏休み事情ですが、気になるのは夏休みの宿題。
今回はドリルや感想文などの宿題別のお役立ち情報や、近年話題になっている宿題代行についてご紹介いたします。
夏休みの宿題といえば?
夏休みといえば、なんといっても宿題!「早く終わらせてしまって、あとは自由になろう」と思うものの、毎年毎年、結局は休みの終わりにたまってしまって・・というパターンから、なかなか逃れられないんですよね。本当に不思議なものです。
夏休みの宿題【1】夏の生活
これは、主に小学校・中学校の方が対象になりますが、夏休みになると必ずついてくる1冊、ありますよね。タイトルが「夏の生活」というものです。
国語・算数・理科・社会、主要科目の学ぶ内容が全部網羅されている、ちょっと薄っぺらい1冊で、ページの頭には「宿題をやった日」を書き込んでいくタイプの問題集です。
中学校に入ると、この「夏休みの友」以外に、受験に向けて、各教科ごとの問題集がついてくることもありますね。これらは、「薄いからすぐに終わる」と思って甘く見ていると、必ず夏休みの終盤になって残っているタイプの宿題になります。
よく言われることですが、「1日1ページ」を目標に、早めに済ませてしまって、気持ちも軽く、お休みをエンジョイできるといいですね。
夏休みの宿題【2】ドリル・問題集
これは、各教科に分かれているものです。もっとも代表的なものは、「漢字ドリル」「計算ドリル」ではないでしょうか。
これらドリルの場合には、たいがいうしろの方に「答え・解答」がついているので、結構たくさんの子供たちが「答えを見ながら、でも自分で解いたように、ちょっと間違えたりしながら解答をうつす」ということが行われているみたいですね。
「どうしても答えがわからないときは、早く答えを知りたい」そんな気持ちは、大人になった私たちでも十分に理解できますもんね。「答えはついている」としても、どうかできる限り、自力で頑張ってほしいものです。
夏休みの宿題【3】絵日記
これは、どうしても「人から写させてもらうことのできない」高度な宿題の一つです。
これを描くために、どこかに連れていってほしいとか、ちょっと大きなイベントに行きたいという子は多いですね。なにか一つ、花火やレジャー施設へ遊びに行ったりすると、あっという間に進むそんな宿題です。
あまり考え過ぎず、気楽に挑戦してくれると嬉しいですね。
夏休みの宿題【4】読書感想文
これは、多くの子供たちにとって、最も苦しい宿題の一つなのではないでしょうか?
「本を読んで感想を書く」ただ、それだけのことなのですが、まず「本を読む」こと、そのものがイヤでたまらない。どうやって本を選んでいいかわからない。たとえ読んだとしても、原稿用紙3枚なんて埋められない・・・そんな声が、さまざまなところから聞こえてきそうです。
よくあるのが、本の「あとがき」部分を読んで、あたかも内容がわかったかのように書いていくケースですね。意外にもそれで賞をとれてしまった、なんていう話もあるので、筋のいい子だと、あとがきだけでも立派な感想文が書けたりするのでしょうか。
世の中には、不思議がいっぱいありますから、あながち頭っから否定はできません。
宿題代行業者がいる!?
子供にとっては夢のような話しかも知れませんが、親にとってみたら「信じられない!」と声に出してしまいそうな話しですが、この世の中には「宿題代行サービス」というものが存在しているようです。それは一体どんなサービスなのでしょうか?
宿題代行サービス内容
たとえばのケースですが、読書感想文・小論文の作成・イラストやポスターの作成・工作の作成、などなど、業者によってさまざまな代行サービスがあるそうです。
明確な相場はわかりませんが、少しみたところ
【読書感想文】は原稿用紙1枚で、3000円~
【ドリル】1冊 5000円~
【自由研究】 5000円~
と、それなりの値段もしているそう。そして、全部を正解にするのではなく、子供たちが間違えそうな問題に関しては、あえて間違える、というような専門技術?もあるようで、なんと感想を述べていいかわからないほど・・・。
どうか、みなさまは手を出さないようにしてほしいと思います。改めて、時代の流れに驚いた話しでした。
なお、参考に見せていただいたサイトは以下の2つです。
夏休みの宿題 まとめ
「夏休み」という響きそのものが、なんだか懐かしく、嬉しい響きですよね。そして「宿題代行」という新しいサービスに、ただただ驚きました。
時代がどれだけ流れても続いている「夏休み」という年中行事(?)。今年も変わらず、元気な笑顔を見せる子供たちを見ていたいですね。