親戚の七五三に招待されました。
甥と姪がいるのですが、自分では七五三をしたことが無いので、何を持って行ったらいいのか、或いは、お祝い金はいくらぐらいがいいのか分かりません。
そこで、親戚の七五三に招待されたときのあれこれを調べてみました。
七五三の親戚への子のお祝いはどうする？
七五三に限らず、お祝いのしきたりって意外に知られていません。そもそもお祝いはどこまで、誰まで贈るのでしょう？
マナー本によると三親等までだと書かれています。
- 両親
- 祖父・祖母
- 兄弟姉弟
- おじ・おば
- 甥・姪
ということになります。
七五三のお祝いへの招待をいただいたら、もし家が近くなら、出席の旨を連絡をして、「お祝いの品物」あるいは「祝い金」を持参します。
前もって他の親戚と連絡を取り合って、「うちはこうする」など事前に話をしておくと、同じものが重複しなくて済みますね。特に、子供が身に着けるものを贈る場合は、デザインなどに気遣いをしてあげたいものです。
七五三のお祝いに、家が遠いので出かけられなかったら、お祝いの品物をお送りします。郵送などの場合は、現金より子供が喜ぶ品物の方が良いと思います。
男女共通で人気があるおすすめ品は、おもちゃ・本・カタログギフト・金券のように、受け取り手が品物を選ぶことができるものがいいでしょう。
贈りたい相手の意見を取り入れて、気持ちのこもった贈り物をしたいものです。甥や姪が、七五三にもらったんだ、と思い出が残るものが良いのではないかと思います。
七五三の親戚の子へのお祝い金の相場は？
おじさんやおばさんが、七五三のお祝いを現金で送る場合は、5,000円～10,000円が相場だとされています。あまり気張って高額を包むと、先方も気を遣ってしまうので、ほどほどの金額にした方が良いでしょう。
祝儀袋の形態は、のし付きの祝儀袋を選びます。関西だと、あわじ結び、それ以外は花結び（ちょう結び）の水引にします。
祝儀袋の表書きは、全年齢共通の場合、七五三御祝い、祝七五三とします。また古来よりの流儀にのっとるなら以下のように書きます。
- ３歳・・・賀御髪置か御髪置御祝い
- ５歳・・・賀御袴着か御袴着御祝い
- ７歳・・・賀御帯解か御帯解御祝い
七五三の親戚の子への贈り物はどうする？
親や祖父母が可愛い子どもの成長を願う、七五三の行事をするのは当然のことですが、親戚から七五三のお祝いの招待が来たらどうするのか、という事はあまり話題にのぼりません。甥や姪にあたる子供にお祝いをどのようにしたらいいのか、知らない人も多いのではないでしょうか。
もし、甥や姪が遠くに住んでいる場合は、七五三の日にち１１月１５日より一か月前の、１０月中旬から１１月初旬までにお祝いの品物を贈るといいでしょう。現金でもいのですが、子供が喜ぶものを送るのも良いアイデアだと思います。
以前は、そういう場合はお参り用の草履や鞄などの小物を負担していました。現在では、レンタルで一式そろえる家庭が多いのでそのほかの物を贈りたいですね。
普段着られる洋服や靴、男の子でしたらゲームなどのおもちゃ、女の子は、可愛いカバンやヘアアクセサリーなどがいいと思います。時々親戚の家を訪れて、甥っ子や姪っ子とコミュニケーションを取って、好きなものをリサーチしておくのもいいでしょう。
- 子供の成長に合ったもの
- 子供の好みにあったもの
- 両親や祖父母が用意するものと重ならないもの
上記のようなことに考慮しながら、品物を選びましょう。
最近では食器や置物、名入れの記念品など、七五三に関連していないプレゼントも多く売られています。もし迷ったら、ご両親の希望を聞いて祝いの品物を選ぶことをおすすめします。
学齢期に達する年齢なので、文具用品なども喜ばれることでしょう。家庭によっては、おもちゃは買い与えない、という教育方針のところがあるので、サプライズを狙わないで、前もってリクエストを聞いたほうがいいでしょう。
まとめ
かわいい甥っ子姪っ子のお祝いです。できればお祝いに参加して、直接お祝いの品物を手渡しましょう。きっと喜んでくれることでしょう。気持ちがこもっていれば、物を言わなくても相手に通じるものです。楽しくあたたかな七五三のお祝いを演出してください。
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