七五三の千歳あめの由来。どこで買う?その方法と配る時のポイント


千歳あめ600

七五三といえば、千歳あめですね。

その名のとおり、「千歳まで生きる」ことを願っての縁起物です。

いくつになっても、親は自分の子供が元気に長生きしてくれることを願うものです。

さすがに千歳までは難しいとしても、やはり元気にスクスクと育ってくれたら、それ以上に嬉しいことはありませんね。

今日は、七五三のときの千歳あめのいわれについて紐解いていきたいと思います。

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七五三に千歳あめ。その由来と歴史

なぜ七五三のときに「千歳あめ」が配られるようになったのでしょうか?そもそも「千歳あめ」ってなに?というところから確認していきましょう。

千歳あめの由来

千歳あめは、七五三のときに子どもたちが手にしている、細長いあめのこと。粘りが強く、細くて長いのが特徴です。そして、色合いは、縁起のよい紅白。そして、入っている袋も鶴亀や、松竹梅など、健康や長寿を願う縁起物として広く知られていますね。

この「千歳あめ」が七五三に配られるようになった由来は、江戸時代にあったとされる2つの説があると言われています。

浅草の七兵衛説

1つは、元禄の頃。浅草の(恐らく現在の浅草寺)で飴売りをしていた七兵衛が、紅白の棒状の飴を、「千年飴」「寿命糖」と名付けて長い袋に入れて売り歩いたのが始まりと言われています。

この説の由来となっている文献は下記のとおりです。

「元禄宝永のころ、江戸浅草に七兵衛といふ飴売あり。その飴の名を千年飴、また寿命糖ともいふ。今俗に長袋といふ飴に千歳飴(せんざいあめ)と書くこと、かの七兵衛に起れり」

(出典:『還魂紙料(かんこうしりょう)』)

もともとは「千歳」ではなく「千年」が採用されていたのですね。そして「寿命」というのもまた、人生を感じさせます。やはり、昔の人たちも長生きしたいという思いがあったのでしょうか。

大阪の七兵衛説

もう一つは、1615年に、大阪の商人、平野甚左衛門が江戸に出て売り始めたという説です。もしも、江戸での千歳あめの売れ行きが激しく好調だったとしたならば、多くの商人がこぞって江戸にのぼっていったとしてもおかしくありませんね。

江戸時代の平均寿命は短かった

一説によると、江戸時代の平均寿命は、「およそ30~40歳」だったと言われています。

特に、この時代には今ほど医療技術なども発達していなかったこともあり、生まれて間もない子どもたちが命を失うことが多かったのだそうです。

20歳まで生きられる人の数も、半数ほどだったとか。だとするならば、心の底から長寿を願い、子供たちに思いを寄せてもなにもおかしくないですね。

千歳あめは、どこで手に入るの?

では、この「千歳あめ」一体どこで手に入れたらよいのでしょうか?

写真館での撮影時にもらう

最近多いのは、写真館で撮影をするときにもらえるという説。多くの写真館では、「千歳あめ」を手に持って撮影することも増えてきています。

すると、そのまま持ち帰ることが可能なんですね。前撮りで撮影したときでももらえるそうですよ。そんなケースに当たった場合はラッキーですね。

神社でお参りする際にもらう・買う

七五三でお参りをした神社で、ご祈祷したものを配布してくれるケースがあります。この場合はありがたくいただきましょう。

なお、神社によっては、休憩所などで販売していることもあるそうです。その場合は、ご祈祷などはされておらず、食品としての飴になりますので、ご利益などを考える方は、祈祷されているものの販売はあるか、など確認した方が良さそうです。

七五三のシーズンにお参りに行くのであれば、多くの神社で販売をしているはずなので、お参りの際に確認してみましょう。

スーパーなどで購入する

最近では、写真館での前撮りなどが行われるようになってきた影響なのか、写真の撮影はするけれど、11月の七五三当日にはお参りには行かないというケースも増えているのだとか。

そんなときは、神社に行かないのですから、普通にお店で購入しましょう。代表的なものだと、不二家の千歳あめなどは有名ですね。でも、中身は紅白でないケースも増えていますので、気を付けましょう。

ネットショップで購入する

最近は非常に便利で、インターネットがあれば簡単にものの購入ができてしまいますね。千歳あめも例外ではありません。

シーズン外でも販売していますよ。そして、味も豊富に揃っているようです。なので、「縁起物として」でなく、「食用として」好きな方は、こうした形で購入するのもよいかも知れませんね。

色鮮やかで、味もいろいろです。

千歳あめは、誰が買うの?いつ配る?

「千歳あめ」とは、親が自分の子供に対して「千歳まで生きてほしい」「丈夫に細く長く生きてほしい」と願って購入するもの。なので、七五三を迎える子供の親が購入するものです。

そして、購入したあめを、普段お世話になっている親戚や近所の人たちにお礼を兼ねて配るものなのですよ。

いつ配るのが最適?

千歳あめを配るタイミングは、「七五三のお参りが、無事に済んだあと」です。

親戚が集まっていたような場合には、帰りの際にお赤飯や和菓子などと合わせて、千歳あめを渡すと喜ばれるでしょう。

なお、近所に配るというのは、最近は非常に珍しく、昔からの横の繋がりが強い地域など以外は、なかなか行っているところは少ないようですね。

ご自身のおかれている地域性や関係性を考えた上で、無理なく自然な形で行うことがよいでしょう。くれぐれも無理に「配らなくちゃ!」といってガムシャラになったりしないようにして頂きたいものです。

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【七五三の千歳あめ】まとめ

子供の健康長寿を祈って、親が願を込めていた千歳あめ。現代でも変わらずその文化が残っているのが嬉しいですね。

寿命が短かった江戸時代とは異なり、現代は健康で長寿な人も少なくありませんが、子供の健やかな成長を願う親の気持ちは、今も昔もまったく変わりません。

変わったのは、あめの種類が増えたことと、味が豊富になったことくらいでしょうか。

現代ならではのその点も楽しみながら、楽しい七五三にしてほしいものですね。


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