【子育ての昔と今】発熱時の厚着は間違い?ベビーパウダーは使うべき?抱き癖等の考え方。

スポンサーリンク  
赤ちゃんとママが手をつなぐ画像

医学がどんどん進歩していくなか、子育ての仕方も見直されています。

そこで問題になるのが、親子での子育ての考え方にギャップがあること。昔は推奨されていたことも、今では危険視されていることもあります。

現代はどういう子育て方法が推奨されているのか、見ていきましょう。

スポンサーリンク

昔と今ではココが違う!間違ったお世話

発熱時は厚着をして汗をかく

昔は熱が出ると、とにかく「厚着をして汗をかきなさい」というのが一般的でした。しかしこれは脱水症状を起こす危険な行為であり、現在は「服を脱がせて体温を下げなさい」と指導されます。

特に乳幼児は自分で水分補給ができないため、とても危険であるとされています。

なぜこういう指導になったかというと、「汗をかいて熱が下がるのではなく、熱が下がった時に汗が出る」ということが判ったからです。

また、おでこを冷やすのは特に解熱の効果はないので、動脈が通っている脇の下や太ももの付け根を冷やすと、大変効果があります。

オムツかぶれにはベビーパウダー

蒸れて赤くなったお尻などに、ベビーパウダーをはたくよう言われていましたが、現在は毛穴を詰まらせる原因になるため、そのような指導はされなくなりました。

なるべく通気性の良いオムツを使用し、お尻をよく乾かしてからオムツを履かせるようにしましょう。

昔と今ではこう違う、子育ての考え方

今のママたちが親世代と口論になるのが、子育ての考え方について。どれだけ「今はこういうやり方だから」と言っても通じないこともあると思います。

なぜこうしないといけないのか、きちんと理由を説明して理解してもらいましょう。

抱き癖について

昔は赤ちゃんが泣いても、すぐ抱きに行くとしょっちゅう愚図るようになるので、しばらくは放っておいたそうです。どうして抱っこして安心させてあげるのが、いけないことなのか?愚図って困るから、というのは大人の都合ですよね。

赤ちゃんは何かしら欲求を満たして欲しくて泣いています。抱っこは親との信頼関係を育むために大切なスキンシップだと、今は考えられています。気にせずしっかり抱っこしてあげてくださいね。

断乳、オムツはずれについて

昔は1歳までにおっぱいを辞めさせ、オムツもはずれるようにしないといけなかったようですが、今は子供の状況を見て自然に卒業させる考え方です。無理に辞めさせようとすると、親も神経質になってしまいます。

大人になってもしている人はいませんから、必ず自然と卒業する日がきます。あせらずに子供のペースで進めていきましょう。

果汁について

昔は母子手帳に3〜4か月の時期に果汁を与えるよう指導されていたようですが、今は果汁の過剰摂取による授乳量の低下により、栄養が取れず発育障害が出るとされています。

また糖分も多いので、特別飲ませる必要はないそうです。

ご飯のあげ方について

昔は大人が咀嚼してから子供に与えるのが普通でした。今は大人の唾液から虫歯菌がうつることがわかり、咀嚼はもちろん、大人の使った箸やスプーンであげることはNGとされています。

将来痛い思いをさせないためにも、少し面倒ですが気を付けてあげましょう。

親世代とうまくやっていくために

どうしても理解してくれない時は、小児科の先生に相談してみるのが一番です。昔の育児がどう言う理由で見直されたのかをきちんと説明してくれますから、それを伝えると大体は納得してくれると思います。

もしくは「ひよこクラブ」のような育児雑誌を一緒に見てもらうのもいいと思います。私の義母は、たまたま置いていたひよこクラブを読んで「へぇ〜今はこうなってるんだねー。全然違う」と驚いていました。

まとめ

みんな自分たちがやってきた子育て方法しかわかりませんから、今の時代にあった情報をアップデートしていかなければなりません。

私たちも孫ができる時代には、また違った育児方法で驚くのかもしれませんね。

最後に動画を載せておきます。

おばあちゃんと一緒に見たくなるような内容でおすすめです。

スポンサーリンク

関連記事

チャイルドシートで赤ちゃんが寝ている画像

【チャイルドシートと日よけ】日焼けや汗、目が心配!「対策をする理由は?」

幸せそうに母乳をあげるママのイラスト

母乳をやめるタイミグは?授乳中に噛みつかれたら卒乳のチャンス!?

入園式の子供たちの集合写真

入園式は撮影できるの?カメラとビデオはどっちを持っていくべき?

子供が飽きてしまったおもちゃの画像

子供が同じおもちゃで長く遊ぶためのポイントは?「1さい~2さい頃」

赤ちゃんとママの画像

初産の際に買うべきもの、買わないでいいものは?「ベビー用品」

哺乳瓶と赤ちゃん

哺乳瓶の消毒はなぜするの?しないリスクとおすすめの消毒方法!