岐阜県山県市にある【あじさいの山寺 三光寺】は、350年以上の歴史をもつ、真言宗のお寺です。
毎年6月上旬~7月上旬にかけて、約8000株ものあじさいが咲き誇ることで有名です。ヤマアジサイが中心に咲くこのお寺は「東海一の山あじさいの寺」として、名をあげています。
咲いているあじさいの品種も、「クレナイ」「シチダンカ」「清澄沢」など、なかなか普段耳にすることのないものが多いので、訪れた方たちは初めて目にするあじさいも多いのだとか。
今回は、この【あじさいの山寺 三光寺】についてご紹介していきますね。
【あじさいの山寺 三光寺】あじさい祭り2015
まずは、こちらでのあじさい祭りの開催期間などを確認していきましょう。
【三光寺 あじさい祭り】詳細
【三光寺 あじさい祭り】
【開催期間】
2015年6月10日(水)~6月30日(火)
【開催時間】
9:00~17:00
【料金】
護摩木奉納協力 300円程度
【駐車場】
あり 無料30台
【問合せ】
0581-52-1054
休業日などは特になく、期間中ずっと開いているそうなので、安心して訪れることができます。
咲いているあじさいは、山あじさいを中心として、なんと百数十種類、6000株以上です。訪れた人たちの多くが「こんなにもたくさんの種類があるなんて」といった感嘆の声をあげています。
確かに、映像で見る限り、一見あじさいには見えないような花もたくさんありますもんね。是非、本物を現地でじっくりと見たいものです。
【あじさいの山寺 三光寺】見どころ
せっかく足を運ばれるのでしたら、あじさい以外にもチェックして頂きたいものをご紹介しておきますね。
【三光寺】の菩提樹・多羅葉
三光寺は、江戸時代(1657年)に創建された、歴史あるお寺です。本堂の東と西に、菩提樹(ぼだいじゅ)と多羅葉(たらよう)が植えられています。
この2本の木、それぞれに意味があり、どちらも「その土地を聖地にするために植えるもの」と言われているんです。
菩提樹は、お釈迦様がその樹の下で悟りを開いたとして、仏教において聖木とされています。
なお、多羅葉は、インドで「葉に教えを書いた」と言われている「貝多羅樹(ばいたらじゅ)」になぞらえて、聖木とされています。
せっかく足を運ぶのですから、本堂の前にあるという「その土地を聖地にするために植えるもの」である聖木2本、是非その樹の下に立って、聖地の恩恵を受けてきて頂けたらと思います。
美しいあじさいを見ながら、きっと心も体も清まる感覚に包まれることでしょう。
【三光寺】弘全和尚さんのお話し
「見どころ」という表現とは少々異なるかも知れませんが、【三光寺】の住職である弘全和尚さんの性格が実にユニークでお話しが面白いという噂が多く広まっています。
中には、弘全和尚さんから、お寺の話や、世相話を聞くために訪れる人も多いのだとか。
もしも、運よくお会いすることができたなら、ぜひとも言葉を交わして、楽しいお話しのやりとりをしてみるのもよいのではないでしょうか。やはり、人と心と心が通じ合うのはうれしいものですからね。
【あじさいの山寺 三光寺】へのアクセス
【所在地】 岐阜県山県市富永671-1
自動車で行く人
東海北陸自動車道【美濃インター】より車で約20分
東海環状自動車道【関広見インター】より車で約20分
電車で行く人
名鉄【岐阜駅】から岐阜バスで50分「富永」下車。徒歩5分。
【あじさいの山寺 三光寺】まとめ
岐阜の中でもちょっと奥まったところにある【三光寺】ですが、ここの美しいあじさいを一目見ようと、近年は多くの人出があるようです。
あじさいの美しさももちろんですが、山寺ならではの厳かなたたずまいも相まって、なおさらよい雰囲気に感じるのかも知れませんね。
是非、岐阜の秘境【あじさいの山寺 三光寺】へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
この記事を読んだ人は、コチラの記事も読んでいます。
千葉県茂原市【服部農園 あじさい屋敷】開花状況と一面のあじさい
2015【としまえん あじさい祭り】開花状況と料金・あじさいナイト
東京都府中市【郷土の森】あじさいまつりと見どころ、プラネタリウム