日本酒の種類、そもそも何種類あるの?
旦那さんのお義父さんに
「日本酒もっていこう!」そう思ったときに
ハタと気が付いた私。
「種類が多すぎて、まったく意味がわからーーーーん!!!」
これまでに、ちょっと耳にしただけでも
「吟醸」「大吟醸」「純米」「本醸造」・・・・・・
一体何個あって、一体何が違うんだろう???
ふとそう思って調べてみました!
● 日本酒の種類・分類
お届けします(*^_^*)
日本酒の種類を把握しよう
ちょっと調べてみたところ、どうやら「8種類」の
【特定名称酒】と呼ばれるものがあるそうです!
その分類は、以下のとおり。
その1:【純米】か【それ以外】か
日本酒といえば、お米から作られているというイメージがありますね。
正確には、「お米&米麹」 だけから出来ています。
なのですが、100%そうではない!!!のであります。
( ゚Д゚) ( ゚Д゚) ( ゚Д゚) なんだってーーーー!!!
お米と米麹以外にも、醸造アルコールという、
日本酒以外のアルコールが混じっているんだそうです!
ですので、「純米」という表記のついた
- 純米酒
- 特別純米酒
- 純米吟醸酒
- 純米大吟醸酒
この4つは、【米と米麹】からできているものです。
そして、「純米」という表記のないものは
【醸造アルコール】が入っているお酒ということになります。
なお、味としては
● 純米系(米&米麹) = 濃口 = 甘め
● 純米以外(米&米麹&醸造アルコール)= 薄口 = 辛め
という傾向があるそう。
その2:精米歩合で分ける
お米といえば、
普段私たちが食べているお米も、研いでから食べるように
日本酒をつくるためのお米も
表面をといで(削って)から、使用するそうです。
この、お米の削り具合のことを「精米歩合」と呼ぶんですね。
なお、お酒を造るためのお米は、食用のお米ではありません。
【酒造好適米】という、酒造りに適したお米を使用するそうですよ。
【酒造好適米】とは、
食用米を改良した【酒米】の中でも比較的大粒で、
心白がある特別な米のことを指します。
この「心白」というお米の芯の部分が大切で
食用の米よりも大きくなっているのです。
日本酒にとっては
お米の中心部(心白部) = 旨み
お米の外側にいくほど = 雑味
という扱いになるため、
高級なものになればなるほど、
外側が大きく削られることになるんですね。
日本酒を造るときには、大体お米を30%(~それ以上を)削ります。
そして、精米歩合が60%以上になると (40%以上が削られると)
そのお酒には、特別な名前が付き始めます。
精米歩合
60%~70% = 本醸造酒 or 純米酒
精米歩合
50%~60% = 特別本醸造酒 or 特別純米酒
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精米歩合
50%~60%
さらに、低温でじっくり = 吟醸酒 or 純米吟醸酒
精米歩合
50%以下
さらに、低温でじっくり = 大吟醸酒 or 純米大吟醸酒
もう一度、まとめてみよう
ここまでに学んだことを、もう一度振り返ってみましょう☆
(1)「純米」とついていれば ➡ 【 米 & 米麹 】だけから出来ている
ついていなければ ➡ 【 醸造アルコール 】が使用されている。
(2)「精米具合」によって、名称が変わっていく。
(3)「低温でじっくり造ったもの」 = 吟醸 という。