3月、まだ肌寒い日が続きますが
桜もちらほら咲き出して・・・。
春には、さまざまな入学式がありますね。
小学校・中学校・高校・大学・・・
ですが、その中でも、親として最も嬉しい入学式って
やっぱり小学校ではないでしょうか?
あれだけ小さかった子が
ランドセルを背負って、1人で学校に行くようになる。
とても感慨深いですよね。
でも、ここでやってくるのが、たくさんの方からの入学祝い。
いただくことはとっても嬉しいけれど
実際のところ、お返しってどうしたらいいのかしら?
そこで、入学祝のお返しの時期や
のしの書き方などをお伝えします。
入学祝のお返しって、必要なの?
入学祝を頂くと、多くの人は
「お返ししなくちゃ」と思われますよね。
お返ししないで「ケチな人」と思われてもイヤだし
お返ししないと、なんだか借りを作ったようで、心苦しい。
ですが、本来は、入学祝のお返しは、必要ありません。
なぜかというと、入学祝いというのは
「収入のない子ども」が頂いたものであり、
親がもらったものではないからです。
そうは言っても、やっぱり「お返しは必要だ!」と
思ってしまいますよね。
特に、職場の上司や、距離の離れた親戚など
気を遣う相手から頂いたのであれば、
今後のことを考えて、お返しはした方がいいでしょう。
本人から、きちんとお礼を伝える
入学祝のお返しをするか否かは、
その相手の方との関係により、
臨機応変に対応してもいいと思いますが
大切なのは、
「お祝いをいただいた本人」から
きちんと相手の方にお礼をすること。
親の方がお礼をすると、
ついついそれでいいかと思ってしまいますが
あくまでも相手が祝ってくれたのは
「子どもの成長と入学」
できれば、入学祝を頂いたら、
3日以内には電話でお礼をお伝えしましょう。
このとき、子どもが本当に心底喜んで、
嬉しそうにお礼を伝えたら、
相手の方も「贈ってよかったな」「喜んでくれたんだな」と
幸せな気持になります。
是非、心からの喜びの気持ちを伝えるようにしてください。
余裕があれば、お礼状も
もしも、時間があれば「お礼状」を書いて送ると、より丁寧です。
イラストや絵などとともに「ありがとう」という文字も入れたら
なおいいでしょう☆
親からのたくさんのお礼よりも
子どもからのお礼の一言・ささやかな一筆
その方が、喜ばれることもあるのです(*^_^*)
なお、こういった「ものの送り合い」や「お礼のやりとり」には
積極的に子どもも参加させた方がいいです。
そうすることで、自然にお礼の言える子にも育ちますし
「たくさんの方が、自分に愛情をかけてくれている」
ということを実感できますからね(*^_^*)
入学祝の「のし」の書き方について
入学祝のお礼の「のし」についてです。
表書きには「内祝い」と書き
下の段には、自分の子どもの名前を
フルネームで書き入れます。
なお、のし袋の水引は、「紅白の蝶結び」にしましょう。
内祝の本来の意味
「内祝」というと、いつしか
「お礼返し」のことのようになっていますよね。
でも、本来の意味は、異なるんですよ。
元々は、「内祝」とは、その字のごとく
「内内のお祝い」のことを意味しています。
なので、
お世話になった方や親しい方々を、
お家にお招きして、ともに食事などをしながら
子どもの成長した姿をお披露目して感謝をお伝えする
そのようなお祝いの仕方そのものをさすのです。
こういった「場」があることで
子どもがたくさんの大人たちと接することができ、
自然にコミュニケーション能力が
育てられていっていたのです。
核家族化が進んで、最近はなかなか
そういう「場」は少なくなってきましたが
もしも可能であれば、親戚一同集まって
みんなでお祝いするのもよいかも知れませんね。
入学祝のお返しはいつまでにしたらいいの?
入学祝のお返しを贈る時期は、一般的には
「入学式の終わった日から4月の上旬あたり」
と言われています。
少なくとも、頂いてから1か月以内には贈ります。
ですが、最近では、遠距離に住む親戚などは
お正月の時点で渡すというケースもあるようですし
厳密に
「もらってから1か月以内にしなくちゃ!」と
焦る必要はないみたいです。
ですが、
入学式以前にお祝いを頂いているのであれば
遅くても4月中には。
入学後に頂いた場合には、遅くても
頂いた日から1か月以内にお返しをするのがいいでしょう。
入学祝の内祝いって…?お返しののしの書き方。まとめ
今回は、内祝いのお返しについてのお話しでしたが
お子さんの入学というのは本当に嬉しい出来事ですよね。
一生のうち、一度しかない、
それぞれの時期の入学。
その時その時大切に
お子さんの成長を、目に、心に、写真に
残していってくださいね(*^_^*)
PS. 最近では、こういったかわいいのし袋もあるんですね。
用途に合わせて、上手に封筒を選ぶと、贈った相手にはなおさら喜ばれそうですね。
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