クリスマスといえば、ケンタッキーを利用する人もたくさんいるのではないでしょうか?
クリスマス用のものだと、お店も混み合いますから、揚げてから時間が経ったものをもらうことも多いですし、買ってから家に帰るまでの間にずいぶんと冷めてしまうこともありますよね。そんなとき、お家でおいしく温め直す方法があれば試してみたいと思いませんか?
今日は、冷めてしまったケンタッキーのフライドチキンを、家でおいしく温め直す方法についてお届けします。
ケンタッキーのフライドチキンが冷めてしまったとき
フライドチキンに限らず、どんなものでも「できたて」が1番おいしいですよね。できたて、作りたて、それが1番と知っていながら、なかなかタイミングよく食べることは難しかったりもします。そんなとき、少しでもおいしい状態に近く食べるための方法を知っておくと、人生おトクです♪
オーブントースターを使う場合
まずは、オーブントースターを使って温め直す場合の方法です。トースターを使うときは、必ずアルミホイルに包みましょう。なぜなら、そのまま温めてしまうと、チキンからにじみ出た油が下に垂れてしまい、電熱器の部分に落ちると発火してしまう可能性があるからです。
「いやいや、さすがにそんなには油は出ないでしょう」と思っているかも知れませんが、意外や意外、思っている以上に揚げ油を吸い込んでいますよ。トースターで温めると、てきめんににじみ出てきます。くれぐれも注意しておきましょうね。
トースターでおいしく温めるには、まず、アルミホイルに包んでおきます。そして、180℃~200℃で 5~8分温めます。アルミホイルに包んで焼くことで、熱を外に逃がさないため、中までじっくりと熱が行きわたっていきますよ。
チキンが温まった頃には、ホイルの中はにじみ出た油と、鶏肉から出た水分や蒸気によって、少ししっとり(べったり)としているかも知れません。ですので、温まったら、一度キッチンペーパーに取り、ムダな油分や水分をふきとりましょう。その後、改めて1~2分ほどトースターで焼くと、表面もカリッとするのでおすすめです。
電子レンジを使う場合
オーブントースターに続き、電子レンジを使用する場合です。
電子レンジを使う際には、ラップやフタはせず、そのままお皿においてレンジにかけましょう。中に水分を含んでいるため、フタをしてしまうと、そこに水蒸気がたまり、全体にベチャッとした仕上がりになってしまいます。
あまり長時間かけてしまうと、肉が固くなってしまったり、ひどい時には、肉が爆発することもありますので、どちらかというと気持ち短めに温めといいですね。レンジのタイマーが鳴って、取り出したら、キッチンペーパーで余分な油と水分を吸収させます。そして、その後オーブントースターで表面がカリッとするまで焼くといいですよ。
時間に余裕がある人は、電子レンジにかけた後、再度油で揚げ直すという方法もあります。カロリーは高くなってしまいますが、カラ!サクッ!ジュワ~!な食感は出すことができそうです。
高めの温度で一気に揚げるのがポイントですよ。
蒸し器を使う場合
中までしっかりと温めるのであれば、手間がかかることからあまりやられていない方法ですが「蒸し器で温める」という方法があります。水蒸気で温めるので、どうしてもベチャベチャしますが、「鶏肉のうまみを逃さず、中まで温める」という点においてはおススメです。
中までしっかりと熱を通し、その後、オーブントースターで焼くか、揚げ直すことで表面をサックリとしあげましょう。うまみがよみがえりますよ。
何段か積める蒸し器であれば、下の段にキャベツ・にんじん・玉ネギなどの野菜を入れておき、その上の段でチキンを温めれば、チキンから垂れたエキスが、野菜の上にかかるので、結果として、チキンのうまみをつけた野菜も完成します。ムダがなくていいですね。
串とフライパンを使う場合
おいしいチキンですが、立体的な形のため、中まで火を通すのは簡単ではありません。
そんなとき、オススメの方法は、中まで熱を通しやすい「鉄・ステンレス製」の串をさした上で熱を通すという方法です。
こういった形の串を、肉の中心部に刺しておくことで、外から熱を加えたと同時に、中からも熱を加えていくことができます。この串をチキンの骨の近くに刺した後、フライパンでフタをして熱すると、表面はフライパンでカリッと焼くことが出来、チキンの中は串からの熱伝導で火を通すことができます。
この方法は、あまり多くの人にはやられていませんが、なかなか確実な方法ですよ。気が向いたら試してみてくださいね♪
まとめ
温め直すにあたり、さまざまな方法があることを見てきましたね。どれも簡単に取り組める方法ですが、私が考える1番手軽においしく出来る方法は、電子レンジとオーブンの合わせ技でしょうか。まず電子レンジで弱めに全体を温めておき、仕上げにトースターで焼き上げる形です。
レンジだけだと肉が固くなってすまう上、チキンからうまみ成分が逃げてしまいますし、トースターだけだと、表面はキレイに焼けても中心部に火が十分に通らないということが起こります。ですので、もしもお家にそういったグッズがある場合には、上手に活用して工夫してみてください。
ちょっとの手間で、おいしくよみがえるのを祈っています。