紅葉の京都は、とにかく美しいですね。
あらゆる場所が見どころいっぱいで、どこに行くか迷ってしまいますね。
誰もがネックになるのが、その「時間」。限られた時間の中で、いかに楽しむか、どこをまわるかで、その日１日の心持ちが大きく変化します。
今回は、滞在時間およそ６時間の中で、どんなコースがあるか、どこをまわれるかをまとめてみました！
京都の紅葉狩りで滞在時間は６時間。どこをまわる？
まず初めに、押さえていただきたいポイントは、移動は電車でするということです。
この時期の京都は、とにかくすごい人で混雑します。500円でバス１日乗り放題のチケットもあるため、バスやタクシーを使おうと思う人もいるかも知れません。
ですが、道路など混雑の状況が見えない場所では、本当に時間が読めないのです。なので、限られた時間での観光をする場合には、どの地区に行くかを決め、時間の読める電車を利用し、その場所を徒歩で散策するというのが１番確実です。
では、その前提で、およそ６時間の滞在時間で、どのあたりの地区なら楽しめそうかをまとめてみます。およそ３か所に絞りました。
各地区ごとに丁寧に見ていきましょう。
京都の紅葉狩りで滞在時間は６時間。嵐山周辺散策コース
京都嵐山周辺は、食事処も甘味処も、お土産やさんも寺社も全部そろっています！ですので、その場所まで行ってしまえば、あとは普通に歩いているだけでも、かなり楽しめるスポットです。
京都駅から、ＪＲ山陰本線を使えば、あっという間に行けてしまいますし、その移動中は車窓から風景を楽しむことができます。
嵐山の駅を出れば、もうお店も人も多く、見るものには困りません。ですので、この地域に関しては、「行ってしまえば、もう見るものには困らない」という状態です。
観光ガイドなどにも、よく掲載されている場所ですので、見慣れている景色も多いと思いますね。現地での観光に困ったら、オススメの場所はコチラ。
京都の紅葉狩りで滞在時間は６時間。祇園～八坂神社～清水寺
このあたりに行くときは、京都駅から地下鉄四条まで行き、そこから歩くのがいいですね。
京都の人たちから「祇園さん」の名称で古くから親しまれている八坂神社。世界的にも有名な祇園祭りの会場ですね。
すぐ横にある円山公園の紅葉も見事です。円山公園は敷地面積が約8600㎡もあり、非常に広く、京都最古の公園として知られています。
祇園の街並みを楽しんだあとは、八坂神社、円山公園の紅葉を楽しみ、さらに足の元気が残っている人は、世界遺産である清水寺まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
若干、道路にアップダウンがあるため、辛いときもあるかも知れませんが、それを越えてでも目にするべき美しい紅葉がそこにはあります。参考までに動画をつけておきますね。
あまりにも見事な美しさに、恐らく言葉を失うことでしょう。せっかくですから、ぜひご自身の目で見てきてください。
京都の紅葉狩りで滞在時間は６時間。京都駅～東福寺
今度はまた、ＪＲで１駅、東福寺駅へ移動します。ほんの15分程度で到着できてしまうのが、なによりの魅力です。行きも帰りもあっという間ですね。
この東福寺は、紅葉の名所としてとても有名です。あまりにすごい人混みに、ここを見るだけでも、ものすごい時間がかかるのだとか。紅葉ももちろんのこと、日本最古にして最大級の伽藍（がらん：寺院の主要建物を指す）も見ごたえ十分です。
東福寺では「通天橋」という高台から境内を見下ろすことができ、ここから見る「通天紅葉」が特に素晴らしいと言われています。20万平方メートル以上もの広大な境内が、一気に色付くその様は、まさに圧巻です。
１か所だけでは物足りない？時間が余るんじゃないか？
いえいえ、意外や意外、そんなことはないのです。ここはとても人気のスポットで、早朝から既にすごい列ができていたりもするんですよ。さらに、紅葉の他に、国宝に指定されている三門、苔と敷石が市松模様を作っている方丈庭園など、見どころがあるんです。
もしも、物足りなく感じることがあれば、徒歩20分ほどで行ける「泉涌寺（せんにゅうじ）」にも足を伸ばしてみるのもいいですね。
京都の紅葉狩りで滞在時間は６時間。お土産やお弁当はどうする？
どの地域も、有名な観光スポットのため、お土産屋さんはたくさんあります。恐らく、多すぎて迷ってしまうほど。ですので、安心して観光地へ行ってきてください。お土産屋さんは必ず目に飛び込んできますよ。
帰りに、電車内で駅弁など食べながら帰ろうと思っている人は、伊勢丹京都駅店の地下２階がおすすめです。京都の老舗が、お弁当をたくさん出しています。
まとめ
ザザッと見てきましたが、いかがでしたでしょうか？
どのコースを選んだとしても、必ず見どころも多く、満足のいく観光ができると思います。美しい紅葉の京都、心行くまで楽しんでくださいね。
