今年、子供たちが七五三を迎えるという方、多くいらっしゃいますよね。
写真を撮るか、衣装はどうするか、親戚を招くか、どんなお祝いの仕方をするか・・などなど、考えることはいっぱい!
そんな中、転勤したばかりで、自分が今住んでいるところの氏神様がわからない。七五三は、どの神社にお参りに行ったらいいかわからない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日は、七五三のお参りに行きたいけれど、住んでる地域の氏神様がわからず、どの神社にお参りに行ったらいいかわからないという方に向けての記事を書いていきますね。
七五三のお参りは氏神様に
七五三のお参りは、基本的には「自分が今住んでいる地域の氏神様のところに行く」ことになっています。
住んでいるところがずっと変わらない人は、「お宮参り」も「七五三」も同じ神社で執り行うのでいいのですが、お引越しが多い方は、その都度、新しく引っ越した先のどこに氏神さまがあるのかを確認するところから始めないといけないので大変ですよね。
一番簡単な手段は
- 近所の人に聞く
- 不動産屋さんに聞く
- 市役所の人に聞く
など、「誰かに聞く」というのがてっとり早い手段なのですが、実は、日本全国、各市町村に、こんなときの強い味方が存在しているのです。
七五三のお参りで氏神様がわからない場合は?
「引っ越したばかりで、自分がすんでいる地域の氏神様がわからない」という方、結構多いと思います。七五三に限らず、引っ越してきた際に、転入のあいさつにいこうと思っているけど、どこに行ったらいいかわからないという人もいますよね。
そんなときは、ここに問い合わせてみましょう。
なんと、日本全国、各都道府県に1つずつ神社本庁の地方機関として、それぞれの神社庁というのが設置されているのです。
北海道には「北海道神社庁」、東京には「東京都神社庁」、大阪には「大阪府神社庁」という風に、各地にありますので、お住まいの地域の神社庁に問い合わせてみると、実際に住んでいる土地の氏神様を教えてくれます。
意外と知られていないようなので、もしも身近に困っている方がみえましたら、教えてあげてくださいね。
七五三のお参りをする神社。実際の現実的な選択は
先ほど、「氏神様がわからない場合は、神社庁に聞きましょう」と書きましたが、実は、地域の氏神様というのは非常にたくさんあり、とても小さな末社や、神主様のいないようなところも含まれたりしています。
ですので、実はその回答は、現実的なものとして考えるには、少し難しい場合もあります。教えてもらったけれど、ただ鳥居とお参りするところがあるだけで人がいないということもあるのです。
現実的に考えると、七五三は「お祓い」が必要になる行事のため、もしも地域の氏神様が神主さんのいないところであれば、周辺で大きなところにいくのもいいですね。そして、距離が遠ければ、車で移動することになりますから、そうなると駐車場があるかどうかなども考えなくてはなりません。
最終的には、七五三を迎える子供さんとそのご両親、親族の方たちが心地よく過ごせることがなによりも大切になってきますので、地域の氏神様を確認するとともに、そのあたりもきちんと尋ねてみるといいですね。
なお、厳密にいうと、「その土地の神様」=「氏神様」ではありません。それについてはこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
氏神様がわからない場合に、問い合わせる機関が存在しているということに驚かされますね。
神社庁では、この他に「神社にまつわること」「神道にまつわること」なども答えてくれるようですので、気になることがある方は、いろいろと問い合わせてみるのもよいのではないでしょうか。
国内の機関を上手に活用して、ご自身が疑問に思っていることは解き明かしていきましょうね。