京都府宇治市にある【三室戸寺】といえば、花のお寺として有名ですね。
5千坪もの大庭園には、あじさいはもちろんのこと、桜、つつじ、しゃくなげ、蓮、そしてもみじなど、四季を通じて一年中なにかの花が咲き誇り、人々の目を楽しませています。
特にあじさいの季節には、「京阪宇治駅」と「JR宇治駅」から「あじさい号」という名の臨時バスも出ているほど。本当にたくさんの人がやってきます。
2015年の日程などを確認していきましょう。
【三室戸寺 あじさい園】
杉の木立の間に咲く、約1万株ものあじさい。その荘厳な様子は、まるで絵巻物でも見ているかのようです。
種類も50種類と豊富で、西洋あじさい、ガクアジサイ、柏葉あじさい、そして幻のあじさいと名高い「七段花」も咲いており、『あじさい寺』と称されています。全国的にも有名なお寺ですね。
【あじさい園 開催期間】
2015年6月1日(月)~7月12日(日)
【時間】
8:30~16:30
【拝観料】
大人 500円
小人 300円
【ライトアップ】
6月13日(土)~6月28日(日)の間の土日
19:00~21:00(20時半 受付終了)
※ライトアップは、19時以前は入場できません。それより前に入場していた人は、再入場となります。
昼間でも十分に美しい、10000株のあじさい。ライトアップはなおさら幻想的に輝きます。まったく異なる顔を見せるあじさい、昼も夜も楽しみたいですね。
【三室戸寺 あじさい園】開花状況
三室戸寺では、とてもありがたいことに、ほぼ毎日こちらのサイトで庭園の開花状況をお伝えしてくれています。
2015年6月7日現在は、五月雨萩が見ごろを迎え、蓮の花も開いてきているそうです!あじさいだけでなく、合わせていくつもの花を楽しめそうですね。
掲載されている写真を見ているだけでも、心が洗われるようですよ。
【三室戸寺 あじさい園】へ行く「あじさい号」
三室戸寺境内のあじさいが見ごろを迎える頃、「京阪宇治駅」「JR宇治駅」からは、三室戸寺へ直行するバスが出ます。
交通アクセスを考えず、気楽に行けるところも観光客が多く訪れるゆえんですね。
【三室戸寺】内のパワースポット
三室戸寺には、巳年(蛇年)のパワースポットと、辰年(龍年)のパワースポットがあります。
巳年(蛇年)のパワースポット
三室戸寺の入口、拝観料を支払う場所に架かっている小さな橋は「蛇体橋」と言い、蛇年のパワースポットなのだそうです。
パワースポットになった由来が公式ホームページにありました。
この「蛇体橋」には、雨が降る日には退治されたヘビの影が現れると言われており、この蛇を供養するために、蛇の姿をした【宇賀神】が奉納されたそうです。
この宇賀神は「耳を触れば福が来て、髭を撫でると健康長寿、しっぽをさすれば金運がつく」という説明があるので、せっかくですから全体をくまなくなでまわしたいですね。
いただけるご利益をすべていただいてしまいましょう。
辰年(龍年)のパワースポット
三室戸寺内には、三頭の辰(龍)の彫刻があり、すべて蟇股(かえるまた)と呼ばれる、梁の上の方に彫られています。
三頭すべてを見つけられたときには、昇運がつくといわれているんですよ。是非、遊びに行かれた際には、三頭ぜんぶを見つけましょう。
【三室戸寺 あじさい園】へのアクセス
【所在地】京都府宇治市菟道滋賀谷21
自動車で行く場合
京滋バイパス【宇治東インター】より3分
大阪方面からは、京滋バイパス【宇治西インター】を利用してください。
乗用車 500円
バス 2000円
電車で行く場合
京阪 【三室戸駅】下車、東へ徒歩15分
【三室戸寺 あじさい園】まとめ
三室戸寺のご利益は「勝運祈願・病気平癒・金運」の3つです。なお、これとは別に「源氏物語 恋おみくじ」というものもあります。
あじさいのみならず、多くのものを楽しむことができる【三室戸寺】。恐らく今年も多くの人たちでにぎわうことでしょう。
京都駅から直通の臨時バス「あじさい号」を上手に使って、気楽に現地に訪れていただけたらと思います。よい時間をお過ごしください。
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