東京、駒込にある六義園(りくぎえん)は、桜の名所としても有名な大名庭園です。
春に美しい桜で人を楽しませるこの公園は、秋には紅葉でまた楽しませてくれます。
ライトアップをしていることは有名で、非常に幻想的だということで人気ですが、果たして何時から何時までやっているのでしょうか?
今回は、紅葉の名所、六義園の紅葉について
・見頃時期
・ライトアップの時間
・デートーコースとして使えるか
についてまとめていきたいと思います。
紅葉の六義園 見頃時期はいつ?
先に結論を言うと、六義園の紅葉の見頃時期は、例年11月下旬~12月上旬になります。
大体11月中旬頃から色付き始め、下旬にかけて、徐々に見頃を迎えていきます。そして、ちょうどその時期には、有名なライトアップも開催されるんですよ。
まずは昼間の六義園の美しさを見てみましょう。
紅葉はもちろんですが、やはり大名庭園だけあって、敷地内の美しさがありますね。この庭園は、五代将軍徳川綱吉の側用人、柳沢吉保が約7年もの歳月をかけて造園した、回遊式築山泉水庭園です。池も自分で堀り、山も築き、すべて自分の手で造っていったようですよ。
見れる紅葉の種類も非常に豊富で、モミジ、ハゼ、ケヤキ、カエデ、イチョウなどいろいろな色合いの紅葉を楽しむことができます。
紅葉の六義園のライトアップは何時から何時まで?
さて、ではお待ちかねのライトアップの情報です。ちなみにライトアップは今年2015年で、15回目を迎えます!この期間中は、通常17時には閉園してしまうのが21時まで延長されます。
【開催時期】
平成27年11月19日(木)~12月6日(日)
【開催時間】
9:00~21:00(最終入園20:30)
【ライトアップ時間】
日没~21:00
【入園料】
一般(中学生以上)300円
65歳以上150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
【問合せ】
03-3941-2222
ライトアップされているのは、約2~3週間ほどの短い期間です。せっかくですから、仕事が終わった後にでも、駆けつけたいものですね。
園内全体に幻想的な雰囲気がただよい、なんともいえないロマンチックなムードが出て来ます。赤く浮かびあがるところなどは、ちょっと怖い空気感も出てくるので、カップルには逆におすすめかも知れませんね。
紅葉の六義園はデートスポットにも最適!?
大名庭園である六義園。意外にも、デートスポットとしても人気なのだとか。
花や緑、紅葉などしかないけれど、果たして若い人たちは、庭園でデートなどしたりするのでしょうか?
はい、します!
仕事帰りのカップルは、駒込で待ち合わせて、ここでデートということもありますし、昼間からの場合には、近くにある「旧古河庭園」や「小石川後楽園」でのデートを楽しんでから来る場合もあります。
旧古河庭園も見る!
純和風な六義園とは打って変わって、思いきり洋風な中で紅葉を楽しめるの旧古河庭園です。この2か所の距離はこちら。
旧古河庭園は、もとは明治時代に外務大臣を務めた、陸奥宗光の邸宅があったところです。和風な庭園と、洋風な庭園を合わせもつ、なんともインターナショナルな庭園。
オシャレな洋館もみる事ができるので、六義園と合わせて、人気のスポットとなっています。ちょうど11月下旬~12月上旬にかけて、バラと紅葉の両方が楽しめる「バラと紅葉のハーモニー」も開催されますので、ちょっと足を伸ばしてみるのもいいですね。
小石川後楽園も見る!
小石川後楽園も、六義園、旧古河庭園と同様に美しい紅葉が楽しめます。
そして、11月下旬~12月上旬にかけては紅葉まつりが行われていますので、合わせて楽しむのにはピッタリです。六義園からは、やや距離があるので、電車移動の方がいいかも知れませんね。
どれも紅葉の美しい、素晴らしい庭園です。全部をまわるのであれば、1日まるごと使ってもよいかも知れません。そして最後に六義園のライトアップを楽しみましょう。
まとめ
近隣の公園は、ほぼ同じ頃に、同じ程度の紅葉を迎えます。ですので、3か所合わせて楽しむのは、非常に理にかなっていていいですね。
そして、普段はお仕事で忙しいという方々も、ぜひ六義園のライトアップは見に行っていただきたいと思います。
駒込駅から歩いて、ほんの10分程度の距離ですから、気楽に遊びに行ってみてください。きっと非日常な空間にとても癒されることでしょう。