立春を過ぎ、だんだんと日も長くなってきました。
ちょっとあったかい日が来たな~と思ってウキウキしてると
今度は信じられないくらい寒い日が!
「わぁ~、あったかい」と嬉しくなる日と(*^_^*)
「なにこれ、超寒いんだけど!」となる日。
これが交互にくるくらいの季節になると、よく耳にする言葉。
「三寒四温(さんかんしおん)」
でも、これって、実は「冬」の季語だって知ってましたか?
今日は、
・「三寒四温」てどんな意味?
・「三寒四温」ていつの季節をさすの?
についてお届けしたいと思います☆
「三寒四温」てどんな意味?
三寒四温(さんかんしおん)とは、その字のとおり
寒い日が3日ほど続くと、そのあと4日ほど温暖な日が続き、
また寒くなるというように7日周期で寒暖が繰り返される現象
のことをいいます。
冬のシベリア高気圧からの
吹き出す寒気が7日間ぐらいの周期で
強くなったり弱くなったりすることに
由来していると言われており、
それが後に日本に伝わった、とされています。
なので「三寒四温」とは
3日間の寒い日と、4日間の暖かい日が続き、
寒暖が繰り返される現象のことをいいます。
「三寒四温」ていつの季節をさすの?
さて、意味がわかったのはいいのですが、
ポイントはここ! 「いつの季節をさすか?」です。
最近では、春先のだんだんと暖かくなっていく時期をさして
「三寒四温」ということが多いようですが、
実は、この言葉は 「冬」の季語!
「えぇ~~~~っ!!!冬なの!?」と思いませんか?
私は、今回調べながら、激しく度胆を抜かれましたよ。笑
なんと、三寒四温とは
晩秋~春先にかけての
寒暖を繰り返す季節のことを指していたのです!!!
今は春先に使う言葉として定着していますが、
実際には、冬の寒い日でも
寒い日が3日ほど続き、そのあと4日ほど温暖な日が続いたら、
「三寒四温」と言ってしまいましょう☆笑
なお、季語として「冬」になっていますので
1月、2月に使うのが一番いいと考えられます。
手紙のあいさつ文も2月に手紙の結びの言葉などに使用します。
春をお迎えください。● 三寒四温と申しますが、
ようやく春めいてきたように感じられる今日この頃、
お健やかにお過ごしのことと存じます。
● 三寒四温のうちに、季節は冬から春へと移りつつあるようです。
季節にまつわる言葉を
自由に使いこなせている人
きちんと理解して使っている人は
それだけで教養あふれて見えますよね。
これからも、少しずつでも
いろいろな「日本の言葉」大切にしていきたいと
改めて思う次第です。
よかったら、こちらと合わせて学んでみませんか?笑
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