子育ては本当に大変。どれだけ時間があっても足らないと思いますよね。
「猫の手も借りたい・・・」そう思うなら、子供の手を借りちゃいましょう!上手に教えることができれば、1歳からゴミ捨てをしてくれますよ。
今回は「お手伝い上手な子供を育てるには?」というテーマでお話ししていきます。
お手伝いのはじめ方は?
最初は遊び感覚でお手伝いをスタートします。我が家は1歳で言葉が分かるようになってから、自分が出したゴミは自分で捨てることを始めました。
お菓子のゴミやティッシュが出たら「○○ちゃん、これポーイしよっか」と言って、子供をゴミ箱に連れて行き、親が捨てるのを見せます。「ほら、ポーイ!」と言ってみせると喜びます。
何度かこれをやって、「今度は○○ちゃんもしてみる?」と言ってゴミ箱の前で渡し、子供に捨てさせます。この時も「はい、ポーイ!」というのがポイント。
慣れたら次はゴミが出た場所でゴミを持たせて「これポーイできるかな?」と言って、ゴミ箱まで行けるか試します。行けたら「すごーい!ゴミ箱が分かったね!」と言って褒めてあげましょう。
これでゴミ捨てがゲームになり、自分から「ポイ♪」と言って捨てに行くようになります。
小さいうちは遊びでやっているので、お手伝いのレベルではありませんが、大きくなってから非常に助かります。
我が子は今3歳ですが、自分が出したゴミは即捨てに行きますし、私が食事をつくる際に出したゴミでも「○○ちゃん、ゴミ捨てお願いしてもいい?」と頼むと「わかったー!」と言ってサッサと集めて捨ててくれます。
これは忙しい時間帯に大いに助かります。やってくれたら必ず「ありがとう〜!助かった〜!」とオーバーに褒めてあげましょう。
お手伝いはやらせるのではなく、やる気を待つ
始めるきっかけは親が与えますが、決して無理にさせてはいけません。お手伝いが強制的になると、自ら進んでやってはくれません。「お手伝い=人に喜んでもらえる」ということを認識させましょう。
前にも述べましたが、最初はまず誘ってみることから。「○○ちゃん、これやってみる?」最初は「いやー」という答えだと思います。でもそのうち急にやりたいと言うことがあります。
興味を持ったら、出来る出来ないは置いておいて、まず体験させることが大事。体験してみるまで子供には「出来る・出来ない」はわかりません。先に親が判断してやらせないのは、子供の探究心を削ぐのではないかと、私は思います。
ただし刃物や火を扱う場合は、「怪我をしたら危ないから、これは大きくなってからしてくれるかな?ありがとう」とやんわり断るようにしています。
危険性をしっかり伝えるのは親の義務です。よかれと思って子供が勝手に触ることがないよう、きちんと説明しておきましょう。
失敗しても褒め讃えてお手伝い上手に!
最初は出来なくて当たり前。本人はお手伝いのつもりでも、逆に時間がかかって、イライラすることもあると思います。でも最初が肝心。一緒に楽しみながらやること、失敗してもそこはスルーして、できたことを存分に褒めてあげましょう。
終わったら必ず感謝すること。楽しさを覚えれば、あとは自分からやりたいと言ってくるようになり、数をこなすことで慣れてきますよ。
褒めるのが苦手という方は、この動画を見てみると良いですよ。
まとめ
私も小さい頃から母に「お風呂の掃除をして」「洗濯をたたんで」と、手伝うよう言われていましたが、イヤイヤやっていました。褒められたことはなく、毎回「ここがまだ汚れている」「たたみ方がおかしい」など言われていたので、手伝っても文句を言われるだけと思っていました。
実体験から、自分の子供は褒めて伸ばそうと思い、実践しています。その成果が表れ、我が子は「食事の用意・洗濯・掃除」を進んで手伝ってくれるようになりました。
お手伝いを通して「人の役に立ちたい」という気持ちも育めたらいいなと思います。