みかん狩りといえば、毎年秋になると始まる、季節の楽しみの一つですね。みなさんは、みかん狩りをしに行ったことはありますか?通常10月くらいからスタートするところが多いです。
今回は、そんな中でも一足早く9月の末からみかん狩りをスタートできる、静岡県伊東市にある「濱静園」をご紹介します!
静岡県伊東市【濱静園】基本情報
濱静園は温州みかんや甘夏みかんなどの主力品種の他に、様々な品種のみかんを栽培しているみかん園です。みかん狩りは秋~春ですが、夏にも多くのオレンジが収穫されています。
<料金>
入園料 400円(園児300円、3歳以下は無料)
お土産付きコース:800円、1000円(入園料込み)
<住所>
〒414-0007
静岡県伊東市宇佐美3457-5
TEL 0557-48-8407
濱静園のみかん狩りおすすめポイント!
数あるみかん園の中でも、それぞれの園に、それぞれの特徴があります。濱静園のおすすめはどんなところでしょうか?
9月下旬からのスタート
静岡県のみかん狩りは大体10月頃から始まります。濱静園では、みかんシーズンでも早い9月下旬からみかん狩りが始まります。みかん狩りに行きたいけれど、まだシーズン前でどこもやってないかも…と諦める前に、濱静園に問い合わせてみてくださいね。
シーズン最初のみかんは、温州みかんでも「極早生」という品種です。皮に青みが残っていて、酸味が多く、皮が薄いのでとてもジューシーです。私はこの品種がとても好きですが、なかなかいいお値段がしますので、あまり食べられません。一足先にみかんをお土産にすれば、シーズンの初物と喜んでもらえそうです。
おいしい静岡100選のみかん
濱静園のみかんは、「おいしい静岡100選」にも選ばれています。100選に選ばれているみかん園は全部で9つ。静岡県はみかんの産地がたくさんありますから、たくさんのみかん園の中で選ばれているみかん園ということになりますね。
たくさんのみかん園のみかんを全部味見するわけにはいきませんし、私の家族は「せっかく来たみかん狩りだから、絶対おいしいみかんが食べたい!」と思っている方です。そんな場合には、静岡のみかんを食べつくした人が選んだみかん園に、間違いはない!と選んでみてもいいですね。
濱静園の魅力!
こちら濱静園は、なんとまさかの、あの名作映画にも関わっているのです!
あの映画のみかんはここから
2003年公開映画「阿修羅のごとく」に出ていたみかんは、濱静園のみかんです。撮影は向田邦子の世界観を大事にし、昭和のリアリティを追求した作品で、初夏に撮影するこの映画の為に、みかんを半年保存して提供したそうです。向田邦子の作品には食べ物の描写がよく出てきます。この映画では、みかんが投げられているのですが、濱静園でみかん狩りをしたら、「このみかん、こんなに美味しいのにもったいないなぁ」としっかり味わいたいですね。
入りやすい売店にふらりと立ち寄り
濱静園では、丸太小屋風の売店が目に止まります。濱静園にあった樹齢60年のヒノキを使った建物で、地元棟梁の力作だそうです。ヒノキの香りと、みかんの香りと相まって、天然のアロマですね。
売店ではみかんだけではなく、みかんを使ったゼリーや飴、羊羹なども販売しています。「あの人にお土産を渡すには、ちょっと日にちがあるなぁ」という場合には、みかんのお菓子がいいですね。甘夏みかんのみかん狩りに重宝する「ムッキーちゃん」なるグッズも売っています。甘夏みかんの皮は、温州みかんとは違い、ちょっと手ではむきにくですよね。このムッキーちゃんで皮に切れ目を入れると、むきやすくなりますよ。
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濱静園の送迎はあるの?【アクセス関連】
濱静園では送迎をしておりませんが、大型駐車場が完備されているので、車で行くのがおススメです。宇佐美駅から徒歩で行くことも可能です。
<車>
小田原から約1時間20分
沼津から約1時間
箱根から約1時間
<電車>
JR伊東線宇佐美駅から徒歩15分
まとめ
濱静園は、おいしいみかんと充実のお土産で、大満足なみかん園です。広い駐車所湯と大きな売店があるので、ドライブついでに立ち寄ってもいいですね。みかん狩りは予約なしでも可能なので、カフェで喉をうるおす休憩もいいですが、みかんで喉をうるおす休憩もいかがでしょうか。