美肌を目指す女性が、主に力を入れていること・・。
それは【スキンケア】じゃないでしょうか?
ですが、表面からのケアだけでお肌をキレイにしようと思っても、絶対に限界があります。特に、不規則な生活をしていたり、ストレスのたまる生活をしていたり、ジャンクフードばかり食べていたりしたら、どんなに表からのケアを頑張ったところで、なかなか改善されないことは、なんとなくイメージできますよね?
なので、今回は、「美肌をつくりたい」女性のために、外からのケアではなく中からキレイにする「美肌のための3大栄養素」についてお伝えしたいと思います。
肌荒れは食事で治るって本当?
まず、なによりも大切なことは、テレビ・雑誌・マスコミなどが報道する、あらゆる情報を安易に鵜呑みにしないということから始めていきましょう。
肌荒れの誤った情報と不自然な食事
あなたは、「ビタミンCがいい」と聞いて、突然アセロラジュースやレモンジュースばかり飲んだりしていませんか?
「コラーゲンがプルプルお肌をつくる」と聞いて、口から摂取してもあまり意味のないコラーゲン鍋などを大量に食べたりしていませんか?
健康な体を作るための栄養素は、まるで桶のように「全部のバランスが取れていてこそ」初めて吸収され、体の中で上手に力を発揮します。
なので、どれか1つだけを大量摂取しても、それは全部が吸収されるわけではありません。
体をつくるための基本の栄養素は、肉や魚に含まれる【たんぱく質】ですから、この【たんぱく質】を取らずに、ビタミンばかり摂取したとしても、健康的な肌が作られるはずはないのです。
大事なのは、全体のバランス。なので、まずは自分自身がきちんと情報の取捨選択をできるようになっていきましょうね。
肌荒れからプルプル美肌をつくる3大栄養素
前述のとおり、大切なことはバランスであり、通説にあるように「1日30品目を摂取すること」ではあるのですが、その中でも特に大切な【美肌3大栄養素】をご紹介します☆
ビタミンA
ビタミンAの大きな効能は、なんといっても【抗酸化作用】があること!抗酸化作用というのは、その字のとおり「酸化しない」ということ=サビない体・老けない体になるということ。
そして、お肌や粘膜を強くしてくれます。
また、肌のターンオーバーを促進してくれるので、みずみずしくプルプルなお肌になりやすいです!皮膚の生まれ変わりを促進して、健康的で透明感のあるお肌を作ってくれます。カサカサ肌、乾燥肌などのトラブルが起こりにくい肌になります!
<ビタミンAが豊富に含まれる食材>
ほうれんそう、かぼちゃ、春菊、モロヘイヤ、
にんじん、鶏レバー、にら、小松菜、チンゲン菜、など。
毎日の食事に、かぼちゃの煮物を一皿追加するだけでも十分です☆
ビタミンC
ビタミンAと同様に、サビない体にするための【抗酸化作用】があります!さらに、日焼けなどにより発生するメラニンの沈着を抑え、さらに体内にできてしまったメラニン色素を分解してくれる働きもあるので、シミを薄くしてくれます!
美白&シミ予防には、ビタミンCです!!!
<ビタミンCが豊富に含まれる食材>
ブロッコリー、ゴーヤ、ピーマン、赤・黄パプリカ・菜の花、
キウイ、イチゴ、レモン、アセロラ、ケール、など。
※ビタミンCは熱に弱いので、調理時間は短めに。
※紫外線の強い時期には、毎日ビタミンCを取ることでシミ予防になりますよ。
たんぱく質
たんぱく質は「お肌をつくる」もとの栄養素になります。なので、不足するとカサカサした乾燥肌になってしまいます。
最近では、ダイエットブームや健康ブームのせいで、1人あたりの摂取量が大幅に減ってきていることもあり、意識的にとった方がよい食材の一つです。そして、全身の細胞は寝ている間に合成&回復をしてくれるので、お肌が荒れてきている人は、きちんと「たんぱく質」をとった上で、しっかりと睡眠もとることをおススメします。
<たんぱく質が豊富に含まれる食材>
赤みの肉、さんま、かつお等の魚類、卵、
納豆、大豆、牛乳、しらす、うなぎ、など。