旬の食材として、人気な「たけのこ」。
あのシャキシャキした食感が楽しみで、早く食べたいのに、よくわからないのが「どうやってアクを抜いたらいいの?」
前回「たけのこのあく抜き」に関する記事をかいた際に、
「もう少し詳しく知りたい」という方がみえたので、今回はもう少し詳細に解説してみました。是非参考にして、旬の食材「たけのこ」をおいしく召し上がってくださいね。
重層を使った、たけのこの簡単あく抜き
流しを洗ったり、歯磨き粉の代わりに使えたり、なんにでもお役立ちな「重層」。なんと、たけのこのあくぬきの際にもしっかり使えちゃいます!
重層で、たけのこの簡単あく抜き
下処理を完了させて、ゆであげたいたけのこが全部入るような大ぶりな鍋を用意します。「水と重層」だけがあれば、あっという間にあくぬきできますので、ご安心ください。
<用意するもの>
たけのこ・重層・水
水・重層・たけのこのすべてを大きな鍋に入れ、火を通します。たけのこに竹串が通るくらいまで火を通すと、たけのこからの「あく」が出て、水が茶色くなっていきます。それは「たけのこのあくがとれて、おいしくなった証」ですから、心配しないでくださいね。
詳細なやり方はコチラ。
ぬかを使った、たけのこの簡単あく抜き
今度は、よく耳にする「ぬか」を使った、たけのこのあく抜き法です。
ぬかで、たけのこの簡単あく抜き
ゆでたい「たけのこ」が全部入るような大ぶりな鍋を用意します。「水とぬか」だけがあれば、あっという間にあくぬきできますので、ご安心ください。
ちなみに、「ぬか」とはこういうものです。
スーパーなどでも「ぬか漬け用」などのぬかもありますが、最近では「たけのこのあく抜き用」という専用のぬかもあるようですね。よくわからなくて心配という方は、お店で店員さんに確認してから購入することをおすすめします。
<用意するもの>
たけのこ・ぬか・赤唐辛子・水
水・ぬか・たけのこ・赤唐辛子のすべてを大きな鍋に入れ、沸騰するまで強火で火にかけ、しっかりと火を通します。たけのこに竹串が通るくらいまで火を通すと、たけのこからの「あく」が出て、水が茶色くなっていきますが、それは「たけのこのあくがとれて、おいしくなった証」ですから、心配しないでくださいね。
詳細なやり方はコチラ。
米のとぎ汁を使った、たけのこの簡単あく抜き
今度は「ぬか」を用意するのが大変な方のために、「米のとぎ汁」を使っただけの、たけのこのあく抜き法です。わざわざ購入しなくても、米をとげば出てくる「とぎ汁」で十分にこと足りてしまいます。
米のとぎ汁で、たけのこの簡単あく抜き
ゆでたい「たけのこ」が全部入るような大ぶりな鍋を用意します。「たけのこが浸る分の米のとぎ汁」があれば、あっという間にあくぬきできます。
<用意するもの>
たけのこ・米のとぎ汁
できれば、米をとぐときに出る「とぎ汁」の中でも、始めの1~2回目に洗ったときの、色の濃い「とぎ汁」がよいです。白い色が濃いほど「米ぬか」の量が多いので、その分、臭みやえぐみもとれやすいと思います。
たけのこが浸るだけの「とぎ汁」を沸騰させ、ただただ竹串が通るくらいまで火を通すのみです。
詳細なやり方はコチラ。
圧力鍋を使った、たけのこの簡単あく抜き
大きなお鍋を使ってもいいですが、「圧力鍋」を使うと、そもそもの時間を短縮することができちゃいます!圧力鍋が「あく」をとってくれるわけではないので、今回は「重層」でもなく「ぬか」でもなく「米のとぎ汁」でもなく、「お米」を使った「あく抜き法」をご紹介します。
圧力鍋で、たけのこの簡単あく抜き
お鍋の中に、たけのこ、お水、そしてお米を全部まとめて投入します。一気に火を通して、あく抜きを完了させてしまいましょう。
<用意するもの>
たけのこ・お米
お米がないときは、その分、「圧力をかける時間を伸ばす」という手段をとっても、あく抜きできるそうです。圧力鍋をお持ちの方は、是非試してみるといいかも知れませんね。
詳細なやり方はコチラ。
【たけのこの簡単あくぬき・茹で方】重層・ぬか・米のとぎ汁・圧力鍋 まとめ
今回は、具体的に使用するものをあげての「たけのこのあくぬき法」をお伝えしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
「重層」「ぬか」「米のとぎ汁」、使用するものに若干の違いはあれど、基本的には「全部まとめて鍋で加熱する」それだけです。一度やってしまえば、とても簡単な行程しかありませんので、そう力まずに挑戦してみてくださいね。
たけのこのあく抜きをした後の、保存方法も知りたい方はコチラの記事も参考にしてください。
旬の食材【たけのこ】のあくぬき&ゆで方&保存方法を一挙公開!