寒い冬に、ふと飲みたくなる「はちみつゆず茶」。
「はちみつゆず茶」は、ただおいしいだけではなく、健康にも美容にもよいさまざまな成分が入っていることもあり、その効果から考えても、非常によい飲み物です。味のおいしさから、効果効能は関係なく好き!という人も多数いますよね。
今日は、そんな人気の「はちみつゆず茶」についてご紹介していきたいと思います。
はちみつゆず茶で風邪予防
冬になると増える風邪。移動中のバスや電車、職場やお店の中などで、人からの菌を拾ってしまうことで発症するケースが非常に多いです。特に小さなお子さんがいる場合には、子供が保育園や幼稚園でうつされて、その結果 家族全員に風邪が広がるというケースもありますよね。
風邪がうつる経路は非常にシンプルで、日常の食生活などを意識するだけでも、随分と予防することができるんですよ。その中で非常に取り入れやすい「はちみつゆず茶」。なぜ風邪の予防になるのでしょうか?
それは、材料である「ゆず」と「はちみつ」がもっている、その成分に拠るところが大きいです。
<ゆず>
・ビタミンCがレモンの約4倍!
・クエン酸・鉄分・コラーゲンを含んでいる。
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※これらのものには、血管の拡張作用があります。
そのため、血行が促進され、新陳代謝を高め、身体を温める効果が期待されます。さらに、ゆず茶は皮ごと使用されているケースが多いですが、ここに含まれる柚子の皮には、特にビタミンCが豊富です。そのため、風邪の予防効果が期待されます。
<はちみつ>
カリウム・カルシウム・鉄・ビタミンB1・B2・ヨウ素などを含んでいる。
抗菌作用・復活効果などが高い。
ビタミンCをたくさん含んだ「ゆず」と、抗菌作用のある「はちみつ」。ノドを傷めたときなどにも、はちみつをなめるとよいとよく言われますよね。その両方を日常的に摂取することで、事前に風邪の予防ができるんです。
はちみつゆず茶の効果効能
さて、この万能な「はちみつゆず茶」ですが、風邪の予防以外にも、期待される効果効能はあるのでしょうか?・・・もちろん、あります!
ゆず茶には、ゆずの皮がふんだんに使われていますが、この中にはビタミンCやコラーゲン、鉄分、ミネラルなどがたっぷり入っています。なので「風邪予防」や「疲労回復」はもちろんのこと、「美肌効果」や皮の食物繊維による「ダイエット効果」も期待できます。デトックス効果が高いんですね。
なお、はちみつに含まれる、ビタミンB郡・ナイアシンなどは、「肌荒れを防ぐ効果」が認められており、唇の荒れなどにはとても効果があります。そのため、ゆずのみならず、はちみつからも美肌効果が期待されるんですよ♪
おいしくて、さまざまな効果が期待される「はちみつゆず茶」は、まさに無敵の飲み物と言えそうです。
<期待される効果効能>
- 風邪予防
- 疲労回復
- 美肌効果
- ダイエット効果
お湯でサッと溶かすだけで、すぐにおいしくいただけるので、起床後すぐや入眠前に飲むのもおすすめですよ。秋口から飲み始めておくと、毎日の風邪予防になるのでよいと思いますね。
はちみつゆず茶のおいしい作り方
こんなに効果の高い「はちみつゆず茶」ですが、なんと、自分で手作りも出来てしまうんですよ!手作りが好きな方には非常におすすめです。
ゆず茶のおいしい作り方
<材料>
・ゆず:(4~5個)500g
・砂糖(または蜂蜜) :350g
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<作り方>
- ゆずはよく洗ってから水気をきれいにふき、横半分に切って種を取り除き、果汁を搾る。
- ゆずの皮を2cmくらいの長さのせん切りにする。皮の内側の白い部分を取るときれいに仕上がる。
- 煮騰消毒した瓶に砂糖とゆずの皮を段々に重ねて入れ、一番上には砂糖をたっぷりとかける。
- 最後に搾った果汁を加える。
- 室温で2週間位置き、出来上がり。お湯に好みの量を入れて飲みます。
ただただ柚子を刻んで、砂糖か蜂蜜につけておくだけで完成してしまうという、とてもカンタンなものなのです!こんなに手軽で、これほど効果が期待できるなんて、本当に素晴らしいものですよね。
お砂糖を黒糖に替えてみたり、蜂蜜の種類を使い分けてみたり・・とちょっとした工夫で、異なる味を楽しむこともできるのが、さらに面白いです。ぜひぜひ、お時間のある方は挑戦してみてくださいね。
まとめ
風邪の予防もできて、それ以外にもさまざまな方向での効果効能が期待される「はちみつゆず茶」。おいしくて飲んでいたら、健康にも美容にも効果的だったなんて素晴らしいですよね。
この冬は、ぜひ日常の中に取り入れてみてほしいですね。おいしく飲んで、元気に冬を乗り切りましょう。