皆さんは基礎化粧品を選ぶ時、効果を得るために何を参考にしていますか?CMや雑誌、店員さんのお勧めで買われる方が多いと思います。
でもこれだけで判断するのはお勧めしません。購入時には、必ずボトル裏の成分表示を見ましょう。
基礎化粧品は値段が高いと効果があるの?
雑誌や百貨店では、ハイブランド化粧品がずらりと並んでいますね。使っている方も使っていない方も「シミやシワ、美白に効く化粧品が欲しいけど、高い・・・!」これが本音だと思います。
でも化粧品ってなんで数百円から数万円まで幅があるんでしょう?安いと変な成分でも使っているんでしょうか?いいえ、違います。答えは大半が「広告を出しているか」の違いです。
百貨店で売られているメーカーやCMをしているメーカーは、大抵女優さんやモデルさんが広告に出ていますよね。また購入した際にノベルティやサンプル、DMも来ます。
これらの経費をまかなうために、化粧品の値段が高いのです。もちろん、効果が期待できる成分はきちんと使っていると思いますが、配合量は・・・?
もしかするとドラッグストアで売られている化粧品の方が多いかもしれません。
成分表示の見方の基本は?
ボトル裏を見ると、成分表示があります。みなさん、じっくり見たこと・・・ありますか?成分表示は化粧品の身分証明のようなものです。
どれだけ効果効能を謳っていても、これを見れば嘘か本当か一目瞭然です。成分表示は、配合量が多い順に記載することになっています。
今回は化粧水で説明しますが、一番はじめに書かれているのは大抵、水(精製水や温泉水等)です。化粧水は大半が水で作られているので、これに続いて何が記載されているかです。
美容効果を謳っていても、それらの成分が最後の方に記載されているのであれば、少量しか入っていないということです。(もちろん他の成分との兼ね合いで配合量は変わるので、先頭に有効成分が記載されていない物はおかしい、ということではありません)
逆にパラベン等の防腐剤が上位に記載されているものは、やめておいたほうがいいでしょう。
化粧品と薬事法について
化粧品を売る際、必ず守らなければならない「薬事法」というものがあります。薬ではない限り「効果・効能」を謳ってはならないため、薬事法に抵触しないように様々な言い回しがされています。
美白・シワ・たるみはNG。年々厳しくなっているため、もう効果がよく分からない言い方になっています。一昔前までよく耳にした「アンチエイジング」、これも数年前にNGになったので今は「若見え」などの言葉に濁されます。
通販番組を見て気になる商品があったら、それらの商品の成分表を検索して比較するといいと思います。アルコールや、パラベン・フェノキシエタノールのような防腐剤が色々入っていないか確認してみるのも良いと思います。
基礎化粧品の正しい選び方 まとめ
沢山ありすぎて選びきれない化粧品。間違ったものを使うと、大事な肌にダメージを与えてしまいます。自分の目できちんと確認して選びましょう。
上の動画は良い化粧品選びと防腐剤について短くまとめられているので、今後の化粧品選びの参考に見てみてください。