春先になってくると、たけのこや山菜など、季節のおいしいものが顔を出し始めますね。最近では、便利になって年中スーパーで買えてしまったりもしますが、本当に好きな人は、お店で購入するよりも、ご自分で採りに行ったりすることの方が圧倒的に多いですよね。
採るのは楽しいのですが、おいしく食べようと思うと、ついつい気になってしまうのが、それらの「アク」です。食材がもつ独特なえぐみや苦味など、できる限り上手に抜いて、少しでもおいしくいただきたいですよね。
今日は、そんな「アク抜き」に困っている方々へ、重曹を使ったお手軽なアク抜きの方法をお伝えします。
重曹を使った、たけのこのあく抜き方法
まずは、あく抜きの代表格!たけのこについてお伝えします。
(引用元:https://cookpad.com/recipe/3125811)
よく「米のとぎ汁でやるとよい」という言葉を聞きますが、なかなかそのタイミングで用意できないこともありますよね。
そんな時に使えるのが「重曹(じゅうそう:タンサン)」なのです!
1)タケノコの皮に切れ目を入れます
(もしくは、先に皮をむいてしまってもいいです)
2)鍋に水を入れ、重曹、砂糖、鷹の爪を入れて沸騰させます。
3)竹串がスッと通るまでゆでて、完成です。
ゆであがったあとは、そのまま冷めるまでつけておくと、自然にアクが抜けていくのでいいですよ。ほどよく冷めていると、その後の加工もしやすいです。
コチラを参考にさせていただきました。
重曹を使った、わらびのあく抜き方法
続きまして、あく抜きの代表格2、わらびです!
1)わらびは、先のクルンとしたところを取り除きます。
2)水の状態から重曹を入れ、沸騰させます。
(水1ℓあたり、重曹小さじ1)
3)わらびを入れて、比較的すぐに火を止めます。
4)くるりとわらびの上下をひっくり返し、そのまま冷めるまで放置します。
5)冷めて、あくが出て水が濁っていたら、取り出して洗って完成です。
わらびは、色味によって食欲がわいたり減退したりしますから、火を通しすぎないことが大切です。歯ごたえも考えて、ちょうどよく加工できるといいですね。
コチラを参考にさせて頂きました。
重曹を使った、わらびやその他の山菜、あく抜き方法
あく抜きといえば、ついついわらびが浮かんできますが、それ以外のぜんまい、たらの芽、こしあぶらなどにも、重曹のあく抜きは使えますよ~♪
1)こしあぶらは、根元を手で剥ぎ、たらの芽は、根元の固い部分を包丁などで剥きます。
2)ぜんまいは、先のふわふわの部分をとっておきます。
3)山菜を鍋に入れ、重曹を小さじ1程度ふりかけ、全てが浸るように、ぐつぐつの熱湯をかける
4)そのままふたをして、一晩おいて完成です。
水にあくが溶けだして、緑色をしていると思いますので、そこから出して、しっかりと水で洗います。
コチラを参考にさせていただきました。
重曹を使った、あく抜き方法 まとめ
結局、どんな食材であっても、およそ1ℓの水に対して、小さじ1ほどの重曹を入れると、非常に早く、あっという間にあくが抜けてしまうのです。
米のとぎ汁がすぐに用意できない時には、代わりのものとして、すぐに使えますので、ぜひ一度使用してみてください。
口に入っても問題のないものなので、安心して使用していただけると思います。
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