小さい子供を連れての買い物は、とにかく大変。店内を走り回ったり、商品を触ったりして、目が離せませんよね。
では、どうして子供はお店でじっとできないのでしょうか?それはきっと時間を持て余しているからだと思います。
大人は目的があって買い物に来ていますが、子供は目的がなく連れてこられている状態。まさに家族の買い物に付き合わされている、「日曜日のお父さん」と一緒です。
相手の買い物に興味がないのに、ただ付き添っているだけではそれは退屈で仕方ないでしょう。
ではどうすれば子供も楽しく買い物に付き合ってくれるか、考えてみましょう。
子供と買い物するときはご褒美を買ってあげる
まず行く前に、「今日買い物するものを一緒に探してくれたら、最後にお菓子コーナーに行こうね」と約束しましょう。初めではなく、最後がポイントです。
最初に行くと、お菓子選びに夢中で肝心の買い物が進みませんし、子供にとっては目的が達成されてしまい、結局いつもの通り退屈な時間を過ごすことになります。
ご褒美のお菓子を目指して、買い物が終わるまで頑張ってもらいましょう。
ママの中には「買い物に行くたびにお菓子は買わない」という考えの方もいらっしゃると思います。でも毎日行くものではありませんし、お菓子を100円程度に絞れば、そこまで家計の負担にはなりません。
お菓子を与えたくなければ、飲み物やヨーグルトなどでもいいと思います。そして買い与えるのも「1つ」にすることで、子供は「本当に欲しい物は何か」を考えるようになります。
子供との買い物はクイズで食材を学ばせるチャンス
例えば今日の献立はカレーだとします。ここで子供に「カレーに入っている野菜は何でしょう?」とクイズを出して、その野菜を探してもらいます。ゲームにすることで、子供のワクワクを引き出すのです。
こうすることで、この料理には何が使われているか知ることができます。またトマトやジャガイモは色んな形の物が並んでいるので、同じ野菜にも種類があることを知るきっかけにもなります。
子供に我が家の定番を見つけさせる
調味料コーナー等で「いつもうちで使っているドレッシングはどれでしょう?」と銘柄を探させるのも楽しいです。うちの娘は3歳ですが、試しにお酢のコーナーでやってみたところ、たくさんあるお酢の中から、見事にミツカン酢を選んでびっくりしました。
意外と子供はしっかり見ているようです。初めはわからなくても、「うちはこれを使ってるよ」と教えてあげれば、次回から銘柄を覚えて探してきてくれるので、買い物の時間も減ることになります。
値段がわかる年齢であれば、「この中で一番美味しそうなものを、○○円以下で探してくれる?」とお願いするのもいいかもしれません。
子供とお買い物 まとめ
女の子であれば比較的買い物に協力的かもしれませんが、男の子はとにかく気分を乗らせることがポイント。
使命感を与えると俄然やる気が出るので、隊長やリーダー等の肩書きを与えてやり、ミッションと称して商品を集めてもらいましょう。
最後にご褒美としてお菓子を選ばせると、子供も楽しい買い物になると思います。