
静岡県下田市にある【下田公園】は、なんと10万坪にもおよぶ小高い丘一面に、15万株・300万輪という、これまた想像を遥かに越えた、たくさんのあじさいが咲き乱れる、なんとも贅沢な風景を楽しめます。
アジサイの種類は、優に100種類を越え、「ウズアジサイ」、「アナベル」など、なかなか聞き覚えのない珍しい種類のあじさいも多数あります。
園内からは、下田市街と下田港を一望でき、とても優雅な気分に・・・。本日は、そんな静岡県下田市【下田公園 あじさい祭】について、掘り下げていきたいと思います。
静岡県下田市【下田公園 あじさい祭】開花状況
毎年5月下旬~6月下旬にかけて咲く、あじさいの花。2015年は例年よりも暖かいため、少し早まるかも知れません。
公園に向かって進む道が、あじさいに覆われているのが、あまりにも見事ですね。
静岡県下田市【下田公園 あじさい祭】見どころ&楽しみ方
まず、このあじさい祭りが開催されるのは、アップダウンのある小高い山になりますので、歩きやすい服装、靴でいかれることをおすすめします。
【下田公園 あじさい祭】の詳細
まずは、お祭りの基本情報の確認です。
【開催期間】6月1日~6月30日
【開催時間】賑わいの露店街 9:00~16:00
【料金】入園無料
【駐車場】あじさい祭専用/乗用車100台(500円)
【問合せ】0558-22-1531 (下田市観光協会)
詳細はコチラ
山の斜面を埋め尽くす、多種のあじさい
下田公園のあじさいは、とにかくその種類の豊富さが有名です。100種類以上のあじさいが一度に楽しめるのは、非常に珍しいです。
かつて「下田城」があった場所で、小高い山になっているため、山の斜面を埋め尽くすようにあじさいが群生しています。少し上の方から見下ろすと、非常にたくさんのあじさいが見れるのでおすすめです。
下田市街・下田港が見渡せる絶景スポット
下田公園の散策路をあがっていくと、途中、木々の合間から、下田市街と下田港を見下ろせる、絶景スポットが出て来ます。
「下田港」といえば、嘉永7年(1854年)に【日米和親条約】により、開港された港であり、歴史的にもとても有名な港。あじさいの合間から、港を眺めつつ、鎖国を終えて外国へと開かれた、そんな時代に思いを馳せてみるのも面白いかも知れませんね。
下田開港の歴史に関してはこちら。
ジミー・カーター第39代米国大統領の下田来訪の記念碑
下田公園内には、いくつかの記念碑があります。「開国記念碑」や「ペリー提督とハリス領事のレリーフ」など。その中でも、元アメリカ大統領の【ジミー・カーター氏が来日したという記念碑】の前は、園内の中でもあじさいが美しい場所として有名で、大人気の撮影スポットとなっています。
是非、見つけ出して、美しいあじさいとともに記念写真を残してみてはいかがでしょうか。
(写真出典:http://www.izu.co.jp/~p-boo/kaikoku.html)
下田きんめ祭り
あじさい祭りが行われるのと同じ時期、6月1日~6月30日のあいだは、【下田きんめ祭り】が開催されます。
下田港は、金目鯛の水揚げ量がなんと日本一!!!
この時期は下田市内の飲食店で、さまざまな「金目鯛」のグルメが楽しめるそうです。
煮付け、刺身、しゃぶしゃぶ、ラーメン、カツ丼、しゅうまい・・・。さらにはバーガーや、コロッケなどのB級グルメにもなっているとか。是非、他の地域では味わえない、おいしい「きんめグルメ」をお楽しみください。
【きんめ祭り】の詳細はこちら。
静岡県下田市【下田公園 あじさい祭】アクセス・駐車場など
【下田公園:住所】静岡県下田市3丁目
<電車を利用する場合>
伊豆急行【下田駅】より徒歩約20分
<自動車を利用する場合>
新東名高速道路【長泉沼津IC】 → 国道414号線 約2時間
東名高速道路・小田原厚木道路【熱海】 → 国道135号線 約1時間半
【駐車場】あり。
祭り期間中は、下田公園手前に有料駐車場を開設。
(1日1回 500円/100台収容)
詳細はこちら。
静岡県下田市【下田公園 あじさい祭】まとめ
下田公園の「あじさい祭り」と「きんめ祭り」、どちらも同時期に行われているのが嬉しいですね!
「花より団子」ではありませんが、美しいあじさいを楽しみながら、ご当地グルメも楽しんで・・。充実したお花見になりそうな予感です。
ただ、【下田公園】は斜面が多いですので、くれぐれも歩きやすい服装・靴で行かれてくださいね。楽しい時間を過ごせるよう祈っています。
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