あじさいの美しい季節がやってきました。
栃木県大田原市にある黒羽城址公園は「花の公園」として地元の人に親しまれている公園です。
公園周辺には、約6,000株のあじさいが植えられており、夜間にはライトアップも行われています。
黒羽は、松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅程で、長い間にわたって滞在していた地。芭蕉も通ったであろう古道に咲く、うつくしいあじさいを是非楽しんでください。
【くろばね紫陽花まつり】2015 詳細
まずは、紫陽花まつりの詳細を確認していきましょう。
【開催期間】
2015年6月20日(土)~7月12日(日)
【開催場所】
黒羽城跡公園界隈
【ライトアップ】
19:00~21:00
駐車場無料・観覧無料
紫陽花祭りの期間中は、ステージイベントやフォトコンテストなどが開催されたり、あゆなどの地元特産品の販売も行われます。
夜間ライトアップもあるので、昼も夜も楽しめますね。松尾芭蕉の句碑なども見ながら、芭蕉のみた景色について思いを馳せてみるのもまた面白いのではないでしょうか。
動画の「1分」あたりから出てくる「橋の上からみる空濠跡(カラボリアト)の斜面に咲くあじさい」が特に美しいと、人気の撮影スポットになっています。
黒羽城について
黒羽城は、天正4年に大関高増が築城したもので、北那須最大の規模をもつ城郭でした。
現在、城跡には空濠、水濠、土塁などが保存されています。本丸跡からは、那須・日光の山々を見ることができ、すぐ近くを流れる那珂川の清流も美しく目に飛び込んできます。4月には、さくらまつりも行われ、地元の人たちからは、城址公園として親しまれています。
【くろばね紫陽花まつり】イベント詳細
紫陽花まつりでは、どんなイベントが行われるのでしょうか?
さすが、松尾芭蕉ゆかりの土地ということで、「全国俳句大会」が行われます。その他にも・・
盆栽展・・・黒羽盆栽同好会による盆栽展
郷土芸能・・・黒羽太鼓、能ワークショップ、能舞 等
呈茶・・・愛好者による茶席(有料)
大田原の地酒自慢コーナー・・・市内酒蔵の銘酒の試飲会
味彩通り開設(模擬店出店) ・・・大田原市の特産品・新鮮野菜の販売、軽飲食コーナー
などなど見どころも多く、小さなお子様から、大人までみんなが楽しめるイベントが満載です!各日になにかしらのイベントがあるようですので、いつ行くことになっても楽しめそうですね。
開催日程、時刻、場所など詳細はコチラ。
【くろばね紫陽花まつり】周辺施設
せっかくここまで行くのですから、ついでに見どころがあると嬉しいですよね。近くのスポットをご紹介します。
なかがわ水遊園
黒羽城址公園から少し行ったところに「なかがわ水遊園」があります。ここは、日本でも珍しい淡水魚の水族館!
「おもしろ魚館」では、まさに那珂川に住む淡水魚たち(アユ、ヤマメ、イワナなど)を中心にして、ピラルクーなど世界の魚類が全部で200種類以上展示されています。
紫陽花祭りの開催期間中は、無料で遊べて、子どもたちに大人気の【水の広場】もオープンします!
【なかがわ水遊園】
【住所】栃木県大田原市佐良土 2686
【TEL】0287-98-3055
【時間】9:30~16:30
【料金】
大人(高校生以上) 600円
小・中学生 250円
小学生未満 無料
ホームページはコチラ
【くろばね紫陽花まつり】無料シャトルバス運行
祭り期間中の土日は、「那須塩原駅」から「紫陽花まつり会場」までの無料シャトルバスが出ます。直通で運んでもらえるので、うれしいですね。
【くろばね紫陽花まつり】アクセス
【所在地】栃木県大田原市前田
自動車で行く場合
東北自動車道【西那須野塩原インター】から約35分
電車で行く場合
JR東北本線【那須塩原駅】から
雲巌寺線の市バス約35分「大雄寺入口」~徒歩10分
(土日の場合は、【那須塩原駅】から無料シャトルバス)
栃木県大田原市【くろばね紫陽花まつり】まとめ
歴史ある「黒羽城跡」にて楽しめる、たくさんのあじさい。毎年、たくさんのお客さんを引き寄せている、あじさいの名所です。
7月4日(土)・5日(日)には「大田原の地酒自慢コーナー」が開設されますので、地元の美酒を楽しみながら、あじさい鑑賞をするのもよいかも知れませんね。
上手にイベントも活用して、しっかりと楽しんでいただけたらと思います。
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