急に暑くなってきましたね。真夏を前に、部屋のエアコンの清掃を考えています。
自分でやれば洗剤と時間を割くだけで、経費は掛かりませんが、業者に頼んだ方が綺麗になるような気もします。
どちらがいいのか、わからなかったので、両方のやり方について調べてみました。
【エアコンクリーニング】自分でやる方法と注意点
まず、一般的なエアコンの清掃の簡単な手順を見てみましょう。
●フィルターを外す前に掃除機をかけます。フィルターの周り、エアコンのパネルの部分についたほこりを掃除機で吸っておくと、フィルターを外したとき、ほこりが降ってくるのを防ぐことができます。
●フィルターは薄くて柔らかいプラスチック樹脂でできているので、無理に引っ張ったりねじったりすると破損する可能性があります。また。奥からほこりの塊が落ちてくることがあるので注意しましょう。
●ほこりはフィルターの外側についているので外側から掃除機をかけるようにします。
●フィルターは月に一回はお風呂などで水洗いして陰干ししましょう。掃除機で吸うだけでは細かなほこりは完全には取れません。これを行うときのポイントは、フィルターの裏側からシャワーを当てることです。逆からあてると目詰まりしてしまいます。洗剤を使用する場合は、台所の中性洗剤を水で薄めたものを使い、ブラシはやわらかめのものを使用しましょう。
吹き出し口とルーバーの掃除方法
吹き出し口は、熱交換器を通った空気が出てくる場所です。ここが汚いと、部屋中に汚れた空気をまき散らすことになるので、手の届く範囲でもいいので綺麗にしましょう。手が届かなかったり、自信がないときは無理をせずに業者に頼むことをおすすめします。エアコンが高い場所にある場合の作業は、安全を確保するために必ず誰か下にいてもらうといいでしょう。
その手順は以下の通りです。
- コンセントを抜きます。(コンセントがない場合はブレーカーを落としてください)
- ルーバーを手で回します。中には動かない機種もあるので、無理な作業は控えてください。
- 中を拭くときは、タオルに中性洗剤を薄めたものを染み込ませ、指に巻いて拭きます。洗剤で拭いた後は、タオルを水で絞って仕上げ拭きをしてください。奥に見えるファンの汚れは、業者の器材と洗剤がないと取れないので触らないように注意してください。
- 電源を入れて送風運転をして完了です。この時汚れが残っていても運転中は絶対に触れないでください。
家庭でエアコンクリーニングをする場合の注意点
- 市販のエアコン洗浄スプレーは、使い方を間違えるとエアコンの故障に繋がったり、水漏れの原因になる可能性があるので注意して使いましょう。
- 電装部品に洗剤がかからないように注意してください。
- 汚れがひどい場合は、ホコリが外に流れきれずにドレンパンの中に溜まって、ホコリが乾いて固まると、そのホコリがダムのように結露をせき止めてしまい、外に流れないでポタポタと水漏れする可能性があります。
エアコンクリーニングを業者に頼んだ場合の価格とメリットはなに?
エアコンを長持ちさせ、電気代の節約をしたいなら、プロの業者に任せて、徹底的に分解清掃をしてもらうことをおすすめします。長い間使用していると、時々臭いが気になることってありませんか。それはカビが原因かもしれません。自分でやる清掃には限りがあります。プロによる分解洗浄なら、隅々まで綺麗に仕上がります。
エアコンクリーニング専門店
少し調べてみたところ、こういったエアコンクリーニングの専門店が出て来ました。
家庭の中にある電化製品で、一番電力を使うのはエアコンです。汚れたままのエアコンを使い続けると負担が大きくなって、多くの電力を消費します。フィルターだけでなく、内部まで掃除をすれば、エアコンの効果が増して、省エネ・電気代の節約にもなります。
エアコン洗浄の費用は、各業者によって違いますが、家庭用の壁掛けタイプの場合、一万円くらいです。エアコンの心臓部ともいえる室外機の掃除とセット料金設定もありますので、検討してみる価値はあると思います。
まとめ
今の時期は、エアコン洗浄の依頼が殺到する時期です。業者に頼むと費用が発生しますが、自分でやっただけでは綺麗にならないので、一年に一回は業者による洗浄をおすすめします。
その上で、ご自分で月に一回或いは二月に一度くらい、手の届く範囲を洗浄すれば、業者による洗浄回数を減らすことができます。暑い夏を、清潔な涼風で乗り切りましょう。
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