岡山県美作市にある【大聖寺】は、通称「あじさい寺」と呼ばれ、地元の人から愛される、あじさいの名所です。
大自然の中に建立されている【大聖寺】。境内にある花々も見事ですが、周辺の大自然も、とてものどかな気持ちにしてくれる、そんなお寺です。
総面積1万坪といわれる敷地内には、あじさいや沙羅、南天、椿といった数多くの花を使って、大きな「心」という文字をえがいています。四季折々、その季節の花々によって浮かび上がる「心」という文字が、私たちの心も清めてくれそうですね。
岡山県美作市【あじさい寺 大聖寺】詳細
まずは、こちら、大聖寺の基本情報を確認していきましょう。
岡山県美作市【あじさい寺 大聖寺】詳細
天平10年(738年)聖武天皇の勅命によって開山されたと伝わる由緒あるお寺です。築400年といわれる本坊からは、見事な日本庭園も鑑賞できます。愛染明王も拝観できますよ。
山門の前には、小説『宮本武蔵』に登場する千年杉のモデルとなったといわれる大イチョウも2本そびえたっています。
【あじさい寺 大聖寺】あじさい花まつり
ちょうどあじさいが見ごろを迎える6月中旬からは、「あじさい花まつり」と「あじさい七夕まつり」が行われます。
「あじさい花まつり」詳細
【開催日】
2015年6月14日(日)~7月12日(日)
(あじさい七夕まつりも同時開催)
【拝観料】
1人 500円
【駐車場代】
1台 500円
こちらのあじさい園は、岡山県随一の規模で、約5,000株以上のあじさいが楽しめます。それを見るために、近隣の県からも多くの観光客がやってきます。
あじさいはヤマアジサイ・ガクサジサイなど多種にわたります。期間中は、七夕の短冊が配られ、願い事が書けるとか。
【あじさい寺 大聖寺】あじさい花まつり 楽しみ方
せっかくの、お寺であじさい鑑賞。ここでしか楽しめないことをご紹介します。
お抹茶と和菓子
あじさい七夕まつりの期間中は、本坊にて「お抹茶と和菓子」を楽しむことができます。本坊からは美しい日本庭園を望むことができます。せっかくですので、落ち着いた空間でホッと一息ついてみるのはいかがでしょうか。
精進料理「御寺料理」
これに関しては「事前予約」が必要になりますが、精進料理である「御寺(みてら)料理」、そして大聖寺ご用達の「姫松」の京風精進料理も楽しむことができるそうです。
「御寺(みてら)料理」とは、皇室ゆかりの寺院に与えられる尊称『御寺(みてら)』に由来するお寺のことを指します。
そんな由緒正しい「御寺料理」は1日15名さま限定で、3,500円~。
「姫松」の京風精進料理は、1日80名さま限定で、3,500円~。
興味のある方は、是非この機会に、なかなか日常では食すことのできない精進料理をたしなんでみてはいかがでしょうか。
【別格本山 大聖寺】
TEL:(0868)76-0001
詳細はコチラです。
あじさい花まつりコンサート
昨年も行われ、人気だったフルートのカルテット!2日間限定ですが今年もまた開催されるそうです。山門前の沙羅双樹(さらそうじゅ)のもとで行われますよ。
【開催日時】
2015年6月27日(土)・28(日)
【出演】
MRTフルートカルテット 他
岡山県美作市【あじさい寺 大聖寺】アクセス
【所在地】岡山県美作市大聖寺1
自動車で行く場合
中国自動車道【作東インター】より 約20分
駐車場あり
普通車 100台 / バス 10台
ポイント! |
岡山県と兵庫県の県境の山中にあるため、一部のナビでは「旧道」を通るルートが示されることがあります。旧道は幅員が狭く危険ですのでお気をつけ下さい。 県道5号線の豊野から入るルート(大型バス通行可)をお勧めしています。 |
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公共交通機関で行く場合
いくつかルートがあります。
中国ハイウェイバス
バス停【作東】下車 タクシーで約20分
智頭急行
【佐用駅】下車 タクシーで約25分
JR姫新線
【美作江見駅】下車 タクシーで約20分
岡山県美作市【あじさい寺 大聖寺】まとめ
由緒正しいお寺にて、ゆったりとした時の中で楽しむあじさい。そして、精進料理や、お抹茶に和菓子。
少し季節がずれると、チューリップツリーやハスの花も楽しめます。中では写経もできるのだとか。
あじさい鑑賞だけでなく、さまざまな楽しみ方ができる【大聖寺】。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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