5月の第2日曜日は「母の日」として知られています。
この「母の日」という概念は
日本だけではなく、海外にもあることをご存知でしたか?
そして、今や当然のようになっている【母の日】ですが、いつからできたのでしょうか?
今回は、知っていそうで意外に知らない【母の日】について調べていきたいと思います。
● 母の日の由来は?
● どこの国から伝わったの?
● なぜカーネーションを贈るの?
● 贈る色は決まっているの?
でお送りしていきたいと思います。
母の日について、調べてみよう
母の日はどこから伝わってきたの?
まず、「母の日」が日本だけのものではないことを知りましょう。
「母の日」は、世界各地で行われており
・ フランスでは、5月最後の日曜日
・ タイでは8月
・ 韓国では、父の日と母の日を5月8日に行います。
母の日は、アメリカから日本に伝わってきたと言われています。
そして、母の日が生まれた理由には、実はアメリカの南北戦争の話が関係しているのです。
当時、アン・ジャービスという女性が、負傷兵の健康を守るための団体を作りました。
現在、戦争中でも怪我人だけは攻撃しない暗黙のルールがあります。
19世紀の時点で、敵味方問わず、怪我をしている人には親切にしようという運動が南北戦争の間に起きたと考えられています。アンは1905年に亡くなりました。
しかし1907年5月12日、娘のアンナは、
母親が日曜学校の教師として勤めていた教会で記念会を開いたとされています。
その時に、白いカーネーションを贈ったことが、アメリカにおける母の日の起源と考えられています。日本では、1949年頃からアメリカのエピソードをもとに、現在の「母の日」が根付きました。
これが理由でカーネーションを贈ることになったと考えられています。
なぜ、カーネーションを母の日に贈るのか?
なぜ、「母の日」に贈る花が、数ある花の中で、カーネーションでなくてはならなかったのでしょうか?
その理由は、キリスト教の中に隠れています。
イエスキリストが十字架に架けられて亡くなったことは有名過ぎるほどに有名ですよね。
キリストが十字架に架けられた際、母親の聖母マリアが泣いたと伝えられています。
その、母の涙によって、カーネーションが生まれた、というエピソードがあるのです。
上記のアンナ・ジャービスさんの母親が亡くなったとき、彼女は亡くなった母親をしのぶため、教会にたくさんの白いカーネーションを持っていきました。
このアンナ・ジャービスさんにならって、母親を亡くした子は白いカーネーションを
母親のいる子は赤いカーネーションを胸に飾るようになっていったそうです。
その後、1914年
当時アメリカ大統領だったウィルソンさんが5月の第2日曜日を母の日と制定。
この習慣が、いつしか日本にも伝わってきて定着したというのが、一つの説となっています。
贈る色は決まっているの??
毎年、母に贈るカーネーション。
まるで「赤色」が一般的のように思われているようですが
他の色ではいけないのでしょうか?
カーネーションの色と、その意味についてお知らせします。
【赤色】 母の愛・愛を信じる・熱烈な愛・・・母の日に、ピッタリですね☆
【ピンク色】 感謝・上品・気品・温かい心・美しい仕草・・・感謝の贈り物に、ピッタリ☆
【黄色】 軽蔑・嫉妬・愛情の揺らぎ・友情・美・・・う~ん・・イマイチ
【オレンジ色】純粋な愛・あなたを熱愛します・清らかな慕情 ・・・恋人の香りがしますね。笑
【白色】尊敬・純潔の愛・私の愛情は生きている・愛の拒絶・・・亡くなった母へ贈るものとされています
【紫色】誇り・気品・・・クールで誇り高い、カッコイイお母さんによさそうですね♪
カーネーション、それぞれの色で意味も異なるようですね。
あまり、細かいことにこだわらない方ならいいかも知れませんが、せっかく知ってしまったからには、上手に活用した方がよさそうですね☆
<母親に贈る、オススメの色☆> は
赤色・ピンク・紫 となります(≧▽≦)ノ
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