【小石川後楽園】は江戸時代初期、水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の屋敷の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に完成した庭園です。この庭園を造るのに際し、明(現在の中国)の儒学者の意見を取り入れ「先に不安なことを行い、後に楽しむべし」との言葉を活かし「後楽園」と名付けたと言われています。
庭園は、池を中心とした「回遊式築山泉水庭園」で、池の周辺には各地の美しい景色をまねて造った「湖・山・川・田園」などの風景が見事に表現されています。
その中でも特に「樹齢60年を超すといわれているシダレザクラ」が有名ですね。
今日は、そんな歴史があり、かつ、桜の名所としても有名な【小石川後楽園】の見どころと、アクセス方法などをお伝えしていきたいと思います。
小石川後楽園 2015年の開花予想&満開予想
まず、小石川後楽園内のソメイヨシノの【開花予想日/満開予想日】がコチラ。
2015年は既に満開を迎えようとしているところですので、行かれる方は少しでもお早めに行かれることをオススメします。
小石川後楽園 見どころ&楽しみ方
【小石川後楽園】の見どころといえば、やはり【樹齢60年以上のしだれ桜】でしょう。
その歴史ある姿は、ただただ「圧巻」の一言。長い歴史を経て、今もなお人々の目を楽しませています。
なお、入り口正面にあるシダレザクラも見事で、小石川後楽園を代表するしだれ桜です。(小石川後楽園 入口にあるしだれ桜の画像はコチラ)
【小石川後楽園】は桜の本数はさほど多くなく、推定55本と言われていますが、園内には3本の素晴らしいシダレザクラがありますので、それを見るために毎年多くの方が足を運んでいます。
見事な庭園の中に浮かび上がる、薄紅色の桜と、各地の景勝をまねて造ったという厳かな庭園とののコラボレーションを是非お楽しみくださいませ。
小石川後楽園へのアクセス方法
電車や自動車など、使われる交通手段別でマップを紹介しますね。
JR・東京メトロ大江戸線【飯田橋駅】を利用する場合
【飯田橋駅】で下車。徒歩3分。
東京メトロ丸の内線・南北線【後楽園】を利用する場合
【後楽園駅】で下車。徒歩8分。
小石川後楽園 入園料
【小石川後楽園】は、その名のとおり、庭園ですので、入園料がかかってしまいます。ご了承くださいませ。
【小石川後楽園 入園料】
【一般】300円
【65歳以上】150円
※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
【開園時間】9:00~17:00(入園は16:30まで)
小石川後楽園 桜の動画
シダレザクラを下から見上げている映像がとにかく圧巻ですね。自分を包み込むように桜の枝が垂れ下がっているのが見事。ちょうど満開の頃を撮影していただけているのも嬉しいですね。
こちらでは、少し早めのシダレザクラが映っています。やはり、花の咲き具合一つで全然別のもののように見えたりするから不思議ですね。
見る時期・桜の開花ぶりによって、さまざまな顔をみせるお花見。あなたが行かれるときには是非満開の桜でありますように・・・。
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