神奈川県の【逗子海水浴場】といえば、昨年(2014年)、治安の悪化や風紀の乱れを問題視して、浜辺の条例が厳しく変わった海岸です。
海の家の営業時間を短くしたり、音楽を禁止にしたり、浜辺での飲酒禁止など規制を強化。その結果、トラブルは減り、ファミリー層からは支持を集めましたが、全体としては大きく客足が減ったということで話題になっていましたね。
それらの条例を経て、今年は一体どのような様相を見せていくのか、気になるところですね。
【逗子海水浴場】詳細情報
【営業期間】
2015年6月26日~8月30日(予定)
【営業時間】
9:00~17:00(監視員常駐)
【海の家】
約40軒
【駐車場】
あり(約150台 2,000~3,000円/日)
【問合せ】
046-873-1111(逗子市市民協働部経済観光課)
詳細情報はコチラ
国道134号線沿いに広がる遠浅で、波も静かなビーチ。逗子駅からも近いため、もともとは小さな子供連れのファミリーに人気の海岸でした。
ですが、ここ数年、浜の様相が変わってきて、海の家の音楽がうるさくクラブ化したり、飲酒をした客同士のケンカが起こったり・・とさまざまな問題が表面化。それゆえ厳しい条例が出されました。
誰もが楽しめるよう、規制をかけるのはいいですが、それゆえに息苦しさを感じてしまって客足が減ってしまったという、なんとも複雑な状況。そんな昨年の浜の様子がこちらです。
昨年は条例施行したばかりだったので、厳罰化されていましたが、今年は少しずつ様子見の部分が増えてきます。どのような様相になっていくのか、これからの客足をみていきたいですね。
逗子海水浴場では近年、海の家が大音量で音楽を流す「クラブ化」が進み、飲酒した客によるけんかなども問題化。昨年は飲酒制限のほか、海の家がスピーカーで音楽を流すことも禁止し、営業時間も午後6時半までに短縮した。今年は重低音が出ないようにしたスピーカーを使って音楽を流すことや、イベント開催時に限り午後8時までの営業を許可する。(共同)
(出典:日刊スポーツ)
【逗子海水浴場】に巨大アスレチック登場!
今年から、導入された海上アトラクションが非常に面白そうです。導入に至った理由はどうあれ、これを機会に多くの人が楽しめるような環境になるといいですよね。
「逗子ビーチ・スプラッシュウオーターパーク」
逗子海水浴場に現れた、巨大なアスレチックがこちらです。
大きな遊具たちが、なんとも面白そう。これなら、家族連れも、友人たちと遊ぶのも大きく盛り上がりそうですよね。
<逗子ビーチ・スプラッシュウォーターパーク>
【開催期間】
2015年6月27日(土)~8月30日(日)
【開場時間】
9:00~17:00(受付は16:00まで)
【料金】1時間あたり
大人 1,500円
小中学生 1,000円
詳細はコチラ
なんと、このアトラクションは、他の海水浴場でも開催。静岡県の弓ヶ浜でも、昨年から開催されています。
もしかしたら、だんだんと市民権を得て、多くの海水浴場で採用される日もくるかも知れません。ちょっと先駆けて、遊びに行ってみるのもよいのではないでしょうか。
これからの時代の、新しいレジャーとして定着しそうな予感がします。
【逗子海水浴場】へのアクセス
【所在地】神奈川県逗子市新宿1丁目先
自動車で行く人
横浜横須賀道路【逗子IC】より葉山・鎌倉方面に向かい逗葉新道を経由し約3㎞
公共交通機関で行く人
JR横須賀線【逗子駅】下車徒歩15分
京浜急行逗子線【新逗子駅】下車徒歩15分
【逗子海水浴場】まとめ
この海岸で行われた、条例の規制は、ものごとを多面的にとらえる上で非常に役に立ちますね。わいわい楽しむこともいいけれど、度を越えればそれは問題となる。
安心して過ごすことのできる海岸になるけれど、刺激が欲しい人の客足は遠のき、人が減る。世の中の問題をとても的確な角度で照らし出している印象です。
せっかく大きな海上アスレチックも導入されたので、これからは健全に楽しめる海岸として、また多くの人たちであふれるような海水浴場になるとよいと思いますね。
この記事を読んだ人は、コチラの記事も読んでいます。
静岡県南伊豆【弓ヶ浜海岸】で海水浴とスプラッシュウォーターパーク
愛知県美浜町【小野浦海水浴場】花火大会とキャンプ場でバーベキューも!