2015年立春はいつ?立春大吉の札を貼る意味は?

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梅の花

まだまだ寒い日が続いていますが
今日は2月4日、まさに立春(りっしゅん)ですね。

さて、普段あたりまえのように耳にしている
「立春」ですが、元々どんな意味なのでしょうか?

そして、この時期に合わせて貼る お札に書かれている
「立春大吉」という言葉。
果たしてどんな意味があるのでしょうか?

なんとなくご近所が出しているから、という理由で
札を飾る方はみえますが

いつまで貼るの?どんな意味があるの?

意外と知らないその事実。

今日は

・2015年の「立春」はいつ? そしてどんな意味?

・「立春大吉」の札はどんな意味があるの?いつまで貼るの?

について、お届けします。

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2015年の「立春」はいつ?どんな意味?

立春」って、よく聞く言葉の割に、
意外と意味を知らないんですよね。笑

まずは「立春」の意味から確認していきましょう。

立春とは?

「立春」とは、二十四節気の第1に当たり、春の始めといわれています。

旧暦でみるところの「お正月」。
年の初め。1月1日に当たるんですね。

季節の節目は、この日が起点となっています。

ですので、
歌にもある、
「♪~夏も近づく八十八夜~♪」の
「八十八夜」(大体5月2日あたり)とか

台風などが来るので、厄日として気を付けよう、と言われる
二百十日(大体9月1日あたり)などは

「立春」から数えて
「それだけの日数が経ったよ」という日付となります。

「八十八夜」関連記事はコチラ ➡ 新茶の話 )

梅の花

この日が寒さの頂点となり、
翌日からの寒さを「残寒」または「余寒」といい、
手紙や文書等の時候の挨拶などで用いられたりもしますね。

<2月の手紙で利用する事項の挨拶、例文>

■ 余寒(晩寒、残寒、残冬、晩冬、向春)の候
■ 余寒のみぎり
■ 残寒厳しい折
■ まだ春浅き折
■ 余寒いまだ去りやらぬ今日このごろ
■ 余寒なお骨身にしみる毎日が続いております
■ 立春を迎え、寒さも一息ついております
■ 朝夕にはまだ寒さが残っております
■ 暦の上では春とはいえ、余寒の続く毎日です
■ 立春とは名ばかりの寒さが続いております
■ 春の訪れを待ちわびるころとなりました
■ 寒さの中にもどことなく春の訪れを感じるころとなりました
■ 早咲きの梅もほころびはじめるこのごろ
■ 春の兆しを感じるころとなりました
■ うぐいすの初音に春の訪れを感じる日を迎えました

「春」という字が入っているだけに
つい暖かくなることを想像してしまいますが
まさかの!最も寒い日だったとは!笑

でも、こんな寒い日々もあと少しの辛抱ですよ。

暦の上では、春が始まったのですから
だんだんと日差しがあたたかくなり
梅の花がほころび始めるのも、もうすぐです(*^_^*)

2015年の「立春」はいつ?

2015年の立春は、2月4日 となっています。

立春は、節分の翌日と覚えている方も多いと思いますが、
実は節分は必ずしも2月3日とは決まっていません。

っえぇぇぇぇぇーーーーーー!!!????

setsubun_akaoni_mame

というのも、「節分」というのは
2月3日のことを指すのではなく、むしろ逆で

節分は、もともと各季節の始まりの日
(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことをいい、
「季節を分ける」ことを意味しています。

いわゆる「季節の変わり目」ということになります

1984年までは、
4年に1度の閏年は2月4日が節分であったが、

2025年から(2021年からになる可能性あり)は
閏年の翌年に2月2日が節分になります

ということで、
今は2月3日だと思い込んでいる「節分」
もしかしたら、2025年以降は
2月2日になるかも知れないみたいです。

私たちが、当たり前のように思っている
イベントの日付が、こうして変更になるなんて
なんだかとっても神秘的ですね!

こういった、季節の節目や、
年中行事の由来・歴史などについて
詳しく知りたい方には、こちらの書籍もおススメ☆

二十四節気、七十二候ごとに、
見開き単位で季節の言葉や風物詩を解説している一冊です。

総頁224ページと、結構ボリュームがあって、読み応えも充分。

季節の日本画や和菓子、句や歌なども紹介されていて、
日本人としての教養が深まりそうです。

全ページに入るカラーイラストが、
とても丁寧に描かれていて美しいのもポイント。
デザイン面でもクオリティが高いので、
プレゼントにも喜ばれそうですよ(≧▽≦)

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「立春大吉」の札はどんな意味があるの?いつまで貼るの?

「立春大吉」の札とは?

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立春の日に、禅寺の門前に張り出される文字、
またはそのお札(おふだ)のことですね。

先ほども言いましたように
旧暦では「立春」がお正月に当たりますから
まさに立春は、新年の始まりの日なのですね。

新しい1年が始まるにあたって
その1年がいい1年になるようにという
願いをこめてお札を貼るのだそうです。

さらに、この札をよく見てください。

このお札、なんと!

左右対称なんですね~(≧▽≦)

表から見ても、裏から見ても
【立春大吉】と読めるということですね♪

実は、この「左右対称である」ということこそがポイントなんです!

なにがそのポイントかというと、
それが伝わりやすい面白い逸話を以下に紹介しますね♪

 

その昔、立春大吉と書かれた御札が貼ってあった家に
鬼が入った事がありました。

ふと鬼が振り返ると、さっき入る時に見えた
立春大吉の文字が見え(鬼から見て裏側から見ている)

「まだ入ってなかったのだ」と思い、
逆戻りして出て行ってしまった、というものです。

これにより、立春大吉のお札を貼っていると
厄除けになると言われているのです。

 

現代では、節分がメイン行事となりつつありますが、
それはあくまでも、新年を迎えるための邪気払いなので、
節分は、今でいうところの「大晦日」。

大晦日が明けて、新しい年をお迎えするという「立春」こそ
華やかなお祝いするべき日なのかも知れませんね☆

立春大吉の札、いつまで貼るの?

「立春大吉」の札は、一年中貼っておいて
来年の立春に、また張り替えましょう(*^_^*)

立春大吉 まとめ

鬼が入っても、左右対称の文字を見ることで
「まだこの家には入っていない」と思い込み、出て行く。

   ↓
   ↓

「その年1年を平穏無事に過ごすことができる」

という意味の【立春大吉】

1年間、無事に貼れるよう、袋などに入れて
貼っておいた方がよさそうですね。

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