日本人なら、誰もが知ってる青森県の【ねぶた祭り】。
「ラッセラー、ラッセラー」という勢いのいい掛け声とともに、非常に大きく、豪華絢爛な武者人形の山車が街中を練り歩く姿は、テレビなどでもよく見かける光景ですね。あのインパクトのある武者人形の山車は、一度見たら、誰もの心に刻まれますね。
昭和55年に、国の重要無形民俗文化財にも指定されました。
最終日の夜に行われる花火大会と、ねぶたの海上運行は、現地でしか味わえない迫力満点のイベントです!せっかく見るなら、この最終日の大盛り上がりの姿を楽しむといいですね。
【青森ねぶた祭り】2015 詳細日程
【開催期間】
2015年8月2日(日)~8月7日(金)
【場所】
青森市中心部
【例年の人出】
約260万人
【駐車場】あり
500台(500円)
【問合せ】
017-723-7211(青森観光コンベンション協会)
仙台七夕祭り(宮城県)、秋田竿燈まつり(秋田県)と合わせて、「東北三大まつり」の一つに数えられる、この【青森ねぶた祭り】は、江戸時代の享保年間(約270〜290年前)が起源だといわれています。
非常に長い歴史を誇る、日本国内でも代表的なお祭りですね。
このお祭りでは、武者などをかたどった人型の山車燈籠が大々的に街を練り歩きます。その大きさから、小さな子供たちは驚いて泣いてしまうことも。
張りぼて人形とは思えない、その迫力が、見る人の心を震わせます。
【青森ねぶた祭り】ねぶた運行の詳細日程
8月2日と3日の夜
子どもねぶた約15台と大型ねぶた約15台が運行。
4日から6日までの夜
大型ねぶた約20台が運行。
6日の夜
「ねぶた大賞」などの各賞を発表。
7日(最終日)の昼
大型ねぶた約20台が運行。
7日(最終日)の夜
受賞したねぶた7台が青森港を運行。(ねぶた海上運行)
ねぶたは、非常に大きく、重さも十分なため、1台につき数十人がかりで引いていきます。観光客もとても多いですが、期間中にお祭りに関わる人たちの人数も非常にたくさんです。多くの人たちの熱い魂を感じることのできるお祭りだと思います。
【青森ねぶた祭り】ハネトとして参加可能!?
なんとっ!この【青森ねぶた祭り】は、観光客として見物するのみならず、一般客であっても「ハネト」として参加することが可能です。
ハネトとは?
「ハネト」とは、「ラッセーラ、ラッセーラ、ラッセラッセラッセラー」と叫びながら、大型ねぶたの周りをぴょんぴょんと跳ねながら踊る人たちのこと。
参加するためには、正式な衣装(正装)を着ていれば誰でも参加できるのだそうです。
ちなみに、正装とは
- 頭には花笠
- 肩には鮮やかな赤・ピンク等の「タスキ」
- 腰には「シゴキ」とブリキでできた水やお酒を飲む器「ガガシコ」
- 白地を基調とした浴衣
- 着物の裾は膝までたくし上げその下にはピンクや青の「オコシ」をつける
- 足元は「白足袋」に「ゾウリ」。「ゾウリ」は脱げないように「豆しぼり」といわれる藍色の水玉模様の手拭いでゾウリを縛っておくのがコツ
(出典:青森ねぶたホームページ)
正式な衣装をまとっているだけで、大きな盛り上がりをみせるお祭りの一員になれるだなんて、なんとも嬉しい企画です。
どこかに所属している必要もなく、事前の登録や、当日の受付などもなく、衣装さえ着ていれば本当に自由に参加ができます。それゆえ、多くの方々が参加をし、毎年大きな盛り上がりを見せているようですよ。
その気はなくても、現地で熱い空気に触れることで、思わず参加したくなってしまうかも知れませんね。
【青森ねぶた祭り】花火大会の詳細
ねぶた祭りの最終日、祭りの終わりを告げるかのように催される花火大会。合わせて行われる、ねぶたの海上運行も見逃せません!
【開催日時】
2015年8月7日(金)
19:15~21:00
小雨決行(荒天時は2015年8/8(土)に延期)
【開催場所】
青森港内(青い海公園、新中央埠頭)
【打上数】
約1万1000発
にぎやかな、ねぶたの運行の熱が冷めやらない中、今度は美しい花火の登場です!
空には花火、そして、海上には選び抜かれた、数台のねぶた・・。どちらにも目を奪われますが、この迫力は、現地でしか味わえません。
【青森ねぶた祭り】花火大会の有料観覧席
有料観覧席は、ABCの3タイプが用意されています。
B席: 1名3500円(青い海公園・新中央ふ頭)
C席: 1名2000円(新中央ふ頭のみ。ねぶた海場運行は見えにくい座席です)
一般販売は7月6日(月)~より行われていたため、残席わずかとなっています。
購入希望の方は、下記サイトを参考にされるとよいでしょう。販売場所・空席情報ともにわかります。
【青森ねぶた祭り】まとめ
「ラッセーラ、ラッセーラ」の掛け声とともに、きらびやかに輝く絢爛豪華な武者人形の山車。元気いっぱい跳ね回るハネトたち。
そして、花火とねぶたの海上運行。開催期間、1週間弱となかなかの長さがあるにも関わらず、毎日見どころがあるのがすごいですね。
1年に1度、日本の中で最高潮に暑くなる【青森ねぶた祭り】。ぜひ足を運び、熱い夜を過ごしていただけたらと思います。
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