愛知県西尾市で行われる【米津の川まつり】は、没者や水難者の霊を慰めるために始められたお盆の行事です。
お経が流れる中で、矢作川に流された2000個もの「万灯」が、ゆらゆらと水面に浮かびながら流れていく様がとても印象的です。
合わせて約3,000発もの花火の打ち上げや、仕掛け花火なども行われるので、見どころがたくさん!
空の美しさと川の美しさ。その両方を楽しみましょう。
【米津の川まつり】詳細情報
【開催日時】
2015年8月15日(土)
19:30~20:30
【会場】
矢作川米津橋下流
【打上発数】
約3,000発
【例年の人出】
約7万人
【問合せ】
0563-57-7840 (西尾観光案内所)
花火の美しさはもちろんですが、見たいのは、なんといっても矢作川に流される「万灯」。
1台1台、丁寧に流されていく「万灯」に、ぼんやりと浮かびあがる美しい光。川まで歩いていくその道のりさえも、幻想的な雰囲気に包まれます。
こうして流される「万灯」は約2万個。その規模と美しさは、言葉を失うほど。
こうした場面を見るにつけ、「日本人でよかった」という深い感慨に身を包まれますね。
【米津の川まつり】イベントの流れ
お祭り全体の流れを確認しておきます。
地元小学校のマーチングバンド演奏
↓
写真撮影会
↓
和太鼓演奏
↓
万灯流し
↓
花火打ち上げ
もともと、このお祭りが始まった由来は「矢作川での水難事故が続いたことをきっかけに、水難者や戦没者、地震などの災害で亡くなった方々の霊を慰めるため」でした。
ですので、万灯も花火もこのお盆のシーズンに、多くの御霊を慰めるためのものです。ですので一つのイベントとして楽しみつつも、代々続く多くの人たちの魂を感じながら、現代を生きる自分たちの命を尊びながら楽しめると、よりよい気がしますね。
なお、万灯は、前売りで1000円、当日販売で1200円で販売されています。販売場所などの案内も載っていますので、事前に購入したい方は、下記のページを参考になさってください。(一番下に詳細が載っています)
【米津の川まつり】花火について
矢作川には約2000個の万灯が流れる中、上空にはスターマインなど、鮮やかな花火が3000発も輝いて。
19:30~20:30という、およそ1時間の間に、手筒花火と打上花火の両方が楽しめます。ラストを飾るスターマインは、見ものですね。
【米津の川まつり】アクセス
【所在地】愛知県西尾市米津町渡場
自動車で行く場合
伊勢湾岸道【豊明IC】から約30分
【駐車場】あり
300台(無料)
公共交通機関で行く場合
名鉄【米津駅】から、徒歩約5分
【米津の川まつり】まとめ
花火大会だけなら、全国どこでも開催されていますが、川に万灯が流されるのはあまり多くありませんよね。
矢作川は愛知県内でも大きな一級河川です。雄大な川を流れる万灯のぼんやりとした温かい光を見ながら、ご先祖様に思いを馳せつつ、空にあがる大きな花火を楽しみながら、最高の夏の夜をお楽しみください。
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