入社後すぐは修行の時期
新入社員の皆様、入社おめでとうございます!
・・・ですが、入社したての新入社員で、仕事が楽しくて楽しくて仕方ないと思える人はごくごく少数派だと思っていいでしょう。
入社1年以内の退職者は増える傾向にありますが、その後の転職具合については・・・だいぶグレーな感じも漂っていますね。
というのも、あまり短い期間で辞めてしまうと、次の会社に行ったときにも「すぐに辞めてしまうのでは?」と思われてしまうからですね。
今日は、ちょっとディープなテーマですが
入社したての新入社員が辞めたくなる理由【5選】
をお送りします。(気分を害されたら申し訳ありませんm(__)m)
入社したての新入社員が辞めたいと思う理由
会社に入ると、これまでの生活とは一変。
生活時間から、関わる人間関係、毎日の往復時間、自分の人生の多くの部分で大きな変化が起こります。
その中でも、「辞めたい!」と思うほどの強いストレスとなる原因をまとめていきます。
(1)会社の人間関係
これは、あらゆるところで聞く話しですので、みなさん一度は耳にしていますよね。
確かに、会社によっては、「社内いじめ」というものも存在していると聞きます。
ですが、それ以上に深刻なのは、会社側が採用したにも関わらず、実際に働いている様子を見た上で「辞めさせたい」と思うケース。
やはり採用したからには「クビだ、辞めろ」とは言えないので、あえていじめることで自ら辞めるように仕向ける、というケースもあるようです。
あまり多くはないようですが、そんなことがあったら、苦しくて仕方なくなりますね。
もしも、万が一、そのようなことがあったら信頼できる人に相談することが1番です。
そう感じたから速攻で辞めるなんて、絶対にダメですよ!
最近では、どの会社でも「セクハラ・パワハラ」などの相談部署も設置されてきていますし、
自分が新しい環境に慣れていないために感じた単なる勘違い、ということも十分に考えられます。
なので、まずは1人で抱え込まずに相談する。それを忘れずにいてください。
(2)給料が少ない!休暇が取れない!
入社の際には、会社案内や辞令などとともに、正式な書面で説明を受けているはずです。
よほどのブラック企業でない限り、全然違う!聞いてた話とまったく違う、なんてことはないのではないでしょうか?
ただ、感情的な部分で
「こんなに大変な仕事をしているのに、たったこれだけの給料なの!?これだけしかもらえないの!?」
こう感じている、ということは非常に多いです。
ですがここは、学生~社会人への意識の転換が必要です。
● お金を払って何かを学ぶ のと
● お金を頂くために価値を提供する のでは
そもそもの意識が180度異なります。
学生の頃は、お金を払って学んでいるあなたがお客さん。
ですが、お金を頂く会社においては、会社があなたにとってのお客様にもなり得るわけです。
ここで、根本的に大きな違いが存在するんですね。
この「意識のギャップ」が必要以上にあなたを苦しめているのかも知れません。
あなたは、ルールの異なる世界へと旅立ったのです。そこを十分に自覚しましょう。
そして、自分が置かれている環境の中で、最高のパフォーマンスが出来るよう心掛けていきましょう。
(3)希望外の配属
「会社は、自分を望んでいる部署に配属してくれない」
そう感じている人も、少なくないようですね。
ですが、よりよい仕事を出来るようになるために必要になるのは
「ものごとを多角的に見ることのできる視野」や
「知識」「他部署との関係性」「社内での連携」
など、「今のあなたには見えていないものが見えるようになること」だったりします。
特に、総合職を希望している人には、会社内の様々な業務を経験して欲しいと考えるのです。
優秀な人材ほど、敢えて大変な経験をさせるということも往々にしてありますね。
自分が希望している部署があっても、ビジネスキャリア(経験)を積まなければ出来ない仕事の方が多いのです。
「可愛い子には、旅をさせよ」の精神で苦労をたくさんした人の方が大きな花を咲かせます。
だからこそ、諦めず、食らいついてください!
意地でも、目の前にある仕事から、学べることを学びきってください!
「その後に初めて見える景色」というものが確かに存在するはずですよ。
入社したての新入社員が辞めたくなる理由【ベスト5】前篇 まとめ
長くなってきてしまったので、このまま後篇へと続いていきます。
後篇はコチラ ➡ 入社したての新入社員が辞めたくなる理由【ベスト5】後篇
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