5月5日の 子どもの日。
よろいかぶと・柏餅・ちまき・鯉のぼり・・・
いろんなアイテムがありますが
今日はその中でも 【しょうぶ湯】についての情報をお伝えします。
ちなみに、我が家では【しょうぶ湯】に入る習慣はありませんでしたが、みなさまのご家庭ではいかがですか?
【しょうぶ湯】は、とても香りがよく、リラックス効果も高く、「血行促進・腰痛・神経痛・冷え性・筋肉痛・リュウマチ・肩こり」に効果があるとのことなので、「節句」という観点とは別に、健康的な側面から見ても、とてもよさそうです♪♪
では、今回は、「なぜ5月5日に菖蒲湯にはいるのか?」についてお届けしていこうと思います☆
菖蒲湯の由来
菖蒲のもつ意味
そもそも菖蒲は、昔から「病邪を払う薬草だ」と考えられていました。
6世紀に記された、中国の書物『荊楚歳時記(けいそさいじき)』にも、
古くから中国の人々が「長寿や健康を願って」菖蒲を用いていたと記されています。
特に、子どもの日にあたる5月5日は、中国ではちょうど雨季に入る時期であり、午の月の午の日(5月5日)が厄日とされていたため、災厄や病気に対してのお祓いをすることが大切な行事となっていました。
なので、お祓いのために菖蒲酒を飲んだり、菖蒲湯につかったりしていたそうです。
菖蒲湯に入ろう!
菖蒲湯のつくり方
香り豊かで風情があり、厄除け効果も抜群な菖蒲。
でも、具体的には、どのようにしたら【菖蒲湯】ができるのでしょうか??
<やり方1>
菖蒲の葉をそのまま使う場合☆
(1)香りは葉から、血行促進や保温効果は茎の部分からになるので
まずは、葉の部分・茎の部分に分けたものを、10本ぐらい用意して束ねます。
(バラバラになっていると、排水溝などに詰まりやすいです)
(2)お水から沸かしていく場合は、水のうちから菖蒲を入れ、少し高めの温度へと沸かしておくと、香りが増します。
一度熱くして、香りを立たせた後に、お好みの温度に冷まして入りましょう。
(3)給湯式の場合は、空の浴槽に菖蒲を入れておきます。42~43度の高めの温度で給湯し、菖蒲の香りを立たせてから冷まして入ると効果的です。
※ 高めに沸かして、菖蒲の香りを出して、それから適温にさげていくといいです♪
お肌に刺激があるのが怖い場合(菖蒲を布で包みます)
(1)菖蒲の葉を、2~3センチくらいに細かく切ります。
切った菖蒲を、タオルや綿の袋に、ひとつかみほど入れます。
(菖蒲は精油が多く、乾燥すると成分が揮発してしまうので切ったら、すぐに袋に入れてください)
(2)袋を洗面器やボウルなどに入れ、熱湯を注ぎ、10分ほどおいて精油を抽出します。(※やけどに気を付けて!)
(3)袋と抽出液を浴槽に入れたら、菖蒲湯のできあがりです♪
なお、菖蒲の葉 はスーパーなどでも取扱いますが、日にちが近いとすぐに売り切れてしまうこともありますし、すぐに見つかるかわかりませんので、(友人の旦那さんは「これはネギか?」と言っていました。笑)よかったらこちらをご利用くださいねo(*^∀^*)o
花の郷 滝谷花しょうぶ園からお届けする匂い菖蒲端午の節句の菖蒲湯に。菖蒲で勝負!きっと あ… |
節句を利用して、人生を楽しみましょう☆
きっと、普段の生活の中では、菖蒲湯に入る方は多くないと思います。
こういう日でもなければ、きっと多くの人は【菖蒲湯】なんてやることもないままいってしまうのではないでしょうか?
1年に1度。せっかくの機会ですので、日本の風土・文化を楽しみながら、「しょうぶ湯」で、リラックス効果も堪能してみてはいかがでしょうかo(*^∀^*)o
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